パイオニア、初の9V型大画面モデルなどカロッツェリア「楽ナビ」10機種

パイオニア初の9V型ディスプレイを搭載する「AVIC-RQ902」

　パイオニアは、ニーズに合わせて選べる幅広いラインアップのカロッツェリア「楽ナビ」10機種を10月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万5000円～13万円前後。

　新しくラインアップに追加された大画面モデル「AVIC-RQ902」は、パイオニアの市販カーナビゲーションとして初となる9V型ディスプレイを搭載。ワイドVGAの約2.4倍にあたる276万4800画素の高画質ワイドXGAモニターを採用することで、地図表示がさらに見やすくなったほか、高精細かつ迫力ある大画面で映像を楽しめるようになった。

　また、DVD/CDよりBluetooth対応を重視した7V型ディスプレイモデル「AVIC-RZ102」は、Bluetooth Audioやハンズフリー通話に加え、Bluetoothテザリングなどの多彩な通信機能を搭載した。

Bluetooth対応を重視した7V型ディスプレイモデル「AVIC-RZ102」

　今回発表された製品の共通の特徴として、色の組み合わせや形状といった細部までこだわった見やすい地図表示や、GPSの電波が届きにくい場所でも正確な位置を表示する高い自車位置精度など、独自のノウハウを活かした高性能なナビ機能を搭載。パイオニアが長年蓄積してきた独自のプローブを活用した「スマートループ渋滞情報」に加え、「VICS WIDE」にも対応することで目的地まで早く着くルートを提案し、ストレスのない快適なドライブを実現するとした。

　さらに、スマートフォンのようなフリックやドラッグ操作にも対応した「マルチウェイスクロール」や純正ステアリングリモコンへの対応に加え、スマートコマンダー「CD-SC01」（税別7000円）に対応。ドライブシーンに応じた快適な操作性を実現した。

　なお、「AVIC-RQ902」「AVIC-RL902」「AVIC-RW902」「AVIC-RZ902」は、発売から最長3年間、道路データや地点情報データなどを追加費用なく最新の情報にアップデートできる「マップチャージ」（最新データバージョンアップ）が付帯する。

ラージサイズメインユニットタイプ「AVIC-RL902」

200mmワイドメインユニットタイプ「AVIC-RW902」

2D（180mm）メインユニットタイプ「AVIC-RZ902」