ニュース

【WEC 第4戦 富士6時間】マイルストーン、レーシングシミュレータデバイスの体験会実施

ユニットコムのゲーミングPCでForza Motorsport 7をプレイ

2018年10月12日~14日 開催

180度の視界が広がるマイルストーン&ユニットコムのForza Motorsport 7展示

 富士スピードウェイのイベント広場では、国際的なル・マンeスポーツの体験会が開催されていたが、そのほかにも本格的なeスポーツ&eサーキットを体験できるブースが設置されていた。

 それが、レーシングシミュレータデバイスなどを扱うマイルストーンのブースで、海外のプロドライバーやチームがシミュレータに使用するホイールスタンド&シート「GTultimate V2 Racing Simulator Cockpit」を設置。シートのモーション可動を行なう「Motion Platform V3」も組み込まれており、本格的なシミュレーション環境を構築。ディスプレイ環境としては、2台のプロジェクターを使って180度のラウンドスクリーン環境を実現する「AVENGER 180 PRO」を設置し、没入感の高い環境を実現していた。

メニュー画面では通常の画面に見えるが……
プレイ画面は2画面出力で180度の視界が得られる
Forza Motorsport 7を駆動するイーヤマ製のゲーミングPC「レベル インフィニティ」
こちらは通常の液晶モニタタイプ
シートの駆動ユニット
使われていた機材リスト

 このスクリーンを取り扱うエイムスの岩井氏によると、180度のスクリーンにより“VRいらず”の体験環境になるという。2台のスクリーンを使うAVENGER 180 PROのほか、3台のプロジェクターを使って270度の視界を提供するユニットもあり、そちらでは一段高いレベルの没入感を得られるそうだ。

 使用していたレーシングゲームはForza Motorsport 7。これをイーヤマ製のゲーミングPC「LEVEL∞(レベル インフィニティ)」で実行。AVENGER 180 PROで180度の視界を得るには2画面出力が必須となるが、3画面出力まで対応している。

 ゲーミングPCを提供しているユニットコムの新庄良章氏によると、今回はマイルストーンの出展に合わせて、ゲーミングPCを持ち込んだものだという。訪れる人もファミリー層が多く、子供と一緒に親がプレイしている姿が印象的だった。

180度スクリーンを提供するエイムス株式会社 岩井繁良氏(右)と、ゲーミングPCを提供する株式会社ユニットコム 新庄良章氏(左)