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フォーカル、カースピーカーのフラグシップモデル「Utopia M」発表会。M型断面の「Mインバーテッド振動板」採用

全国4店舗で11月3日~4日に先行試聴会

2018年10月30日 開催

FOCAL(フォーカル)製カースピーカーのフラグシップモデルとなる新製品「Utopia M」シリーズ

 フォーカル・オーディオ・ジャパンは、フランスのFOCAL(フォーカル)製カースピーカーのフラグシップモデルとなる新製品「Utopia M」シリーズとして、単品スピーカーユニット5機種を12月3日、2ウェイスピーカーキット1機種を2019年1月上旬よりそれぞれ発売する。価格は5万円~16万5000円(税別)。

 12月3日に発売される単品スピーカーユニットのラインアップは、34mmトゥイーター「TBM」、87.5mmミッドレンジ「3.5WM」、165mmウーファー「6WM」、200mmウーファー「8WM」、250mmサブウーファー「SUB10WM」で構成される5機種。

34mmトゥイーター「TBM」
87.5mmミッドレンジ「3.5WM」
165mmウーファー「6WM」
200mmウーファー「8WM」
250mmサブウーファー「SUB10WM」

 2019年1月上旬より発売される2ウェイスピーカーキットは、165mm2ウェイキットの「165W-XP」。165W-XPについては、純正スピーカーとの交換装着などに対応するパッシブネットワーク付属のコンベンショナルな165mm2ウェイキットとなる。

 Utopia Mシリーズは、2005年に登場した「Utopia Be」以来13年ぶりのフルモデルチェンジとなるFOCAL Car Audioの新たなフラグシップ・カースピーカーとの位置づけ。FOCALの特許技術であるM型断面の「Mインバーテッド振動板」を単品スピーカーユニット全機種に導入。再生周波数レンジの拡大や指向特性の改善、磁気回路の強化、取り付け奥行寸法の短縮など、カースピーカーの理想像を追求したという。

M型断面の「Mインバーテッド振動板」を採用したフラグシップ・カースピーカー

ビーウィズ株式会社 国内営業部 部長の中島潔氏

 10月30日にフォーカル プラグ&プレイ本店<木更津アウトレット前>において新製品発表会が開催され、ビーウィズ 国内営業部 部長の中島潔氏が新製品の特徴を説明した。

 Utopia Mシリーズの単品スピーカーユニットの特徴について、中島氏はセンターキャップレスとなるM型インバーテッドコーンを、トゥイーターからサブウーファーまで各ユニットに採用したことにあると説明。

 その、M型インバーテッドコーンの特徴については、コーン紙の剛性が向上することで、分割共振が減少、歪みを極限まで減らすことが実現。また、ヴォイスコイルサイズの自由度も広がり、各ユニットサイズで最大クラスのヴォイスコイルを採用することを実現、磁束帯面積が広くなることで正確なストロークを可能にするという。

Utopia Mシリーズの単品スピーカーユニットは全モデルセンターキャップレス
M型断面の「Mインバーテッド振動板」の特徴
一般的なスピーカーとの比較

 中島氏は「一般的なスピーカーと比べると、もともとコーン紙の剛性がとれているのでセンターキャップレスが実現し、高域特性を向上させることができました。また、ボイスコイルも一般的なスピーカーの倍以上のサイズで作られているので、磁気回路の信号を正確に伝えることができるようになりました」と説明した。

 さらに、振動板の高さが大幅に減少したことで車両へのインストール性も高まったといい、実際に取付け奥行きは、87.5mmミッドレンジ「3.5WM」で31mm、165mmウーファー「6WM」で51.5mm、200mmウーファー「8WM」で52mm、250mmサブウーファー「SUB10WM」で108mmを実現する。

165mmウーファー「6WM」(左)と200mmウーファー「8WM」(右)の比較
左から、34mmトゥイーター「TBM」、87.5mmミッドレンジ「3.5WM」、165mmウーファー「6WM」、200mmウーファー「8WM」

 中島氏は「欧州車のポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲンのパサート、国産ではマツダ車といった、大型スピーカーを搭載可能な車種において、インストールがしやすくなりました」とそのメリットを話した。

 各スピーカーの組み合わせのバリエーションとしては、34mmトゥイーター「TBM」をメインに、87.5mmミッドレンジ「3.5WM」、165mmウーファー「6WM」、200mmウーファー「8WM」を組み合わせ、さらにトランク等に250mmサブウーファー「SUB10WM」を配置することを想定している。

組み合わせのバリエーション

 この製品ラインアップについて、中島氏は「トゥイーターをメインにして6インチモデルを組み合わせる今までのパターンに加えて、今回は8インチモデルも同じようにミッドレンジとして使えるのがポイント。最近のBMW、MINI、メルセデス・ベンツに採用されている3.5インチサイズがドアに入っているパターンにも対応できます」と話した。

スピーカーの筐体も背圧を考慮したデザインを採用

11月3日~4日に先行試聴会を開催

フォーカル プラグ&プレイ本店<木更津アウトレット前>

 この「Utopia M」シリーズの発売を記念して、フォーカル・オーディオ・ジャパンでは、全国4店舗のFOCAL PLUG&PLAY STOREにおいて11月3日~4日の2日間、メルセデス・ベンツの新型「Gクラス」、フォルクスワーゲン「ゴルフ Variant」、レクサス「GS F」、トヨタ「アルファード」といったデモカーを用意した先行試聴会を開催する。各店舗の詳細は以下のとおり。

・フォーカル プラグ&プレイ本店<木更津アウトレット前>
〒292-0009 千葉県木更津市金田東1-38-5
TEL:0438-40-4056
営業時間:10時~19時
デモカー:メルセデス・ベンツ 新型「Gクラス」

メルセデス・ベンツ 新型「Gクラス」のデモカー

・フォーカル プラグ&プレイ守谷
〒302-0128 茨城県守谷市けやき台3-12-7
TEL:0297-34-0970
営業時間:11時~20時
デモカー:フォルクスワーゲン「ゴルフ Variant」

・フォーカル プラグ&プレイ千葉北
〒263-0001 千葉県千葉市稲毛区長沼原町195-3
TEL:043-441-6391
営業時間:10時~20時
デモカー:レクサス「GS F」

レクサス「GS F」のデモカー

・フォーカル プラグ&プレイ岡崎
〒444-3174 愛知県岡崎市真伝町供養坊12-2
TEL:0564-73-8008
営業時間:10時~19時
デモカー:トヨタ「アルファード」

トヨタ「アルファード」のデモカー