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いすゞ、ステレオカメラ搭載など「エルフ」を改良。通信端末装備でクラス初コネクテッドトラックに

ステレオカメラは日立オートモティブシステムズ製

2018年10月29日 発売

617万3000円

 いすゞ自動車は、ステレオカメラの採用や通信端末の標準搭載など小型トラック「エルフ」を改良して10月29日に発売した。価格は617万3000円。

 新型エルフには、日立オートモティブシステムズのステレオカメラが採用され、衝突被害軽減ブレーキや車間距離警報、車線逸脱警報、先行車発進お知らせ機能、誤発進抑制機能といった安全機能が標準装備(一部車型を除く)される。

日立オートモティブシステムズのステレオカメラを採用

 また、コネクテッド化として通信端末を標準搭載。これにより車両コンディションの遠隔把握やデータを活用した高度純正整備「PREISM(プレイズム)」の実施が可能という。

「PREISM」のイメージ

 搭載エンジン「4JZ1」(排気量2999㏄)は、主要コンポーネントを一新、小型商用車としては初採用となる燃料噴射量フィードバック制御、排気位相可変バルブ、モデルベース EGR制御などの技術を採用。後処理装置にDPD+尿素SCRを新採用して、平成28年排出ガス規制に適合しながら燃費性能を向上させた。

主要コンポーネントを一新したエンジン「4JZ1」(排気量2999㏄)
後処理装置にDPD+尿素SCRを新採用