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ホンダ、5人乗りの新型ミドルサイズSUV「Passport(パスポート)」世界初公開

V6 3.5リッターエンジンと9速ATの組み合わせ。2019年初頭に米国で発売

2018年11月27日(現地時間)発表

新型SUV「パスポート」

 本田技研工業の米国法人であるアメリカン・ホンダモーターは11月27日(現地時間)、米国 ロサンゼルスで開催する「LAオートショー 2018(LOS ANGELES AUTO SHOW)」において、新型SUV「Passport(パスポート)」を世界初公開すると発表した。同モデルは2019年初頭に米国での発売を予定しており、米国の研究開発拠点Honda R&D Americasで開発を行ない、米国アラバマ工場で生産される。

 新型パスポートは一般道での洗練された走りとオフロードでの高い走破性を両立させるとともに、ミドルサイズ2列SUVセグメントとしてクラストップのゆとりある室内空間を実現したという、5人乗りのミドルサイズSUV。北米でのSUVラインアップでは4番目のモデルとなり、「CR-V」と「Pilot(パイロット)」の間に位置付けられる。

 パワートレーンは、最高出力280馬力のV型6気筒3.5リッター直噴i-VTECエンジンと9速ATの組み合わせ。これに路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を電子制御する4WDシステム「i-VTM4」と、砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替えられる「Intelligent Traction Management(インテリジェント・トラクション・マネージメント)」を組み合わせる。

 エクステリアではマットブラックのグリルやバンパーによりスポーティさとタフさを演出。SUVらしい力強さを印象づける20インチホイールを採用するとともに、パイロットと比較してゆとりある最低地上高により、起伏のある路面でも高い走破性を発揮するという。

 また、インテリアではモダンで洗練されたデザインを追求し、クラストップの広い居住空間と荷室を実現したとのこと。

 そのほか安全装備については、高い衝突安全性能に加えてミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用している。