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三菱自動車、ジュネーブショーでコンパクトSUV「ASX(日本名:RVR)」の2020年モデルを世界初披露
2.0リッターエンジンと5速MTもしくはCVTの組み合わせ
2019年2月12日 18:16
- 2019年2月12日 発表
三菱自動車工業は、3月5日~17日に開催される第89回 ジュネーブ国際モーターショーで、コンパクトSUV「ASX(日本名:RVR)」の2020年モデルを世界初披露すると発表した。
今回の改良では、同社のブランドメッセージである「Drive your Ambition」を具現化するデザインフィロソフィ「Robust&Ingenious」に基づき、エクステリアデザインを大幅に刷新。新たに欧州向けとしてパワートレーンに2.0リッター「MIVEC(Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control system)」エンジンを搭載し、5速MT、または6速スポーツモード付CVTを組み合わせ、2WD/4WDともに動力性能と環境性能をバランスさせた。
また、「衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]」などの予防安全機能や、衝突安全強化ボディ「RISE」で安心・安全を提供するとした。
大幅刷新されたエクステリアは、デザインコンセプトを「Impact and Impulse」と定め、三菱自動車らしいタフさに加えて洗練された独創的なデザインにより強いインパクトを与え、“新しい何かにチャレンジしたいドライバーの衝動を掻き立てるデザイン”とした。
フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を進化させ、左右から中央に向かって包み込むバンパーのプロテクト形状とフロントグリル部を水平・垂直基調のスクエアなラインで構成し、バンパー下部をスキッドプレート形状とすることで力強さ・堅牢さを表現。フードに厚みを持たせることで存在感を高めたフロントフェイスにするとともに、LEDを多用したフロントライトデザインを採用。ターンランプとフォグランプをバンパーサイドに配置した特徴的なレイアウトで、三菱らしい独自性を演出した。
加えて、リアコンビランプ(ターンランプ以外)をLEDとし、車幅いっぱいに広がる水平基調の特徴的でシャープなテールランプでワイド感を演出。バンパー下部をスキッドプレート形状として力強さを強調した。
ボディカラーは、鮮やかさと深い輝きを併せ持つ「レッドダイヤモンド」と、スポーティでエネルギッシュな「サンシャインオレンジ」、上質でシックな印象の「オークブラウン」を新採用した。
さらに、「スマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]」を改良し、コネクティビティを進化。ディスプレイサイズを7インチから8インチに拡大するとともに、USBメモリーに保存されている動画をSDA画面上で視聴できるようにした。
また、上級グレードにはTom Tomのナビゲーションシステムを採用。スマートフォンを介してインターネットに接続することでリアルタイム交通情報が利用可能になり、車速、オドメーター、各種警告灯などの車両情報を活用したアプリにより、将来的には燃料の残量に応じた最適なガソリンスタンドのナビゲーション、最適なメンテナンスの提案などが可能になるという。なお、これらの車両情報を活用したアプリは随時配信していく予定。