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日産、新型コンパクトセダン「Versa(ヴァーサ)」をフロリダで初公開
1.6リッター4気筒エンジンにCVTと5速MTを採用
2019年4月13日 10:20
- 2019年4月12日(現地時間) 発表
日産自動車は4月12日(現地時間)、米国フロリダ州で新型コンパクトセダン「Versa(ヴァーサ)」2020年モデルを公開した。ロックイベント「Tortuga Music Festival」で登場したコンパクトカーは2019年夏に発売される。
従来モデルのVersaは、日本国内では「ラティオ」として販売されていたモデル。米国では、若者を中心としたターゲットに向けたコンパクトセダンとして、同クラスのカテゴリーにおいて販売No.1をリードするという。
新型Versaは、同クラスにない先進技術や安全装備、デザインを備えたといい、「他ブランドのクルマが市場を去るにつれて、当社はセグメントをリードする市場シェアを築いている」と日産ノースアメリカのセールスオペレーション担当バイスプレジデントを務めるClaudia Marquez氏はコメントしている。
ボディサイズは、従来モデルの室内空間を維持しながら、より低く、ワイドに、全長を長くなったことを特徴としている。パワーユニットは最高出力122HPを発生する次世代1.6リッター4気筒エンジンを搭載して、トランスミッションはエクストロニックCVTと5速MTを採用した。
安全装備では、歩行者検知付き自動ブレーキ、車線逸脱警告、ハイビームアシストなどを標準装備するとともに、運転支援技術やインテリジェントクルーズコントロールなどを採用。
エクステリアやインテリアのデザインは上級モデル「マキシマ」「アルティマ」にある特徴的な要素を引き継いで、エクステリアでは日産の新しいデザイン言語の下でデザインされた「Vモーショングリル」「ブーメラン型ヘッドランプ/テールランプ」「キックアップCピラー」「フローティングルーフ」などの主要要素が採用された。
ボディカラーは「エレクトリックブルーメタリック」「モナークオレンジメタリック」「スカーレットアンバーティントコート」など8色を用意。
リモートキーレスエントリー、プッシュボタンスタート、パワーウィンドウなどの機能を標準装備。ヒーター付きフロントシート、オートエアコン、Apple CarPlay、Android Autoなどの機能も採用されている。