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パイオニア、BMWとMINI向けにチューニングしたハイレゾ対応専用スピーカー「TS-H101-BM」

専用サウンドチューニングキットも同梱

2019年6月 発売

3万円(税別)

ハイレゾ音源対応のBMW専用スピーカー「TS-H101-BM」。専用サウンドチューニングキットも同梱

 パイオニアは4月15日、BMW用にチューニングを施し、ハイレゾ音源再生にも対応したBMW専用スピーカー「TS-H101-BM」を発表した。専用サウンドチューニングキットも同梱して価格は3万円(税別)。発売は6月の予定で、対応車種はBMWの1シリーズ(F20型、2011年~)、2シリーズ(F45型、2014年~)、3シリーズ(F30/F31型、2012年~)、4シリーズ(F33型、2014年~)、MINI(F55/F60型、2013年~)となる。

 スピーカーユニットは10cmのコアキシャルスピーカーで、低歪みと広指向性で優れた空間描写を実現する“Open&Smoothコンセプト”を採用。専用磁気回路やパーツの選定、インラインネットワークの採用などBMW専用のチューニングを施すことで、豊かで臨場感のある音を実現している。トゥイーター部には、低歪みと58kHzまでの広域再生を実現する「2.9cmバランスドドームダイアフラム」を採用し、振動板への伝達ロスが少ない「頂点駆動方式」とすることで中域から高域まで明瞭な音の再生を可能とした。ウーファー部には、カーボン素材を含有した「IMCC(Injection Molding Carbonized Cone)」振動板を採用し、豊かな低音の再生を可能としている。

 制振シート、マルチファンクションマット、遮音パッキンなどがセットになった専用サウンドチューニングキットも同梱。これは、BMWの車室内環境を解析した専用のキットで、付属の車種別取付マニュアルに沿って各パーツを取り付けるだけで、ドアの内部の不要共振を低減し、さらに逆相音を遮蔽することで車室内の音場を補正。理想的な音響空間を実現する。