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レクサス、4人乗りの新型「LM」を上海モーターショー 2019で世界初公開
中国や一部のアジア地域に間もなく登場
2019年4月17日 13:39
- 2019年4月16日(現地時間)発表
レクサス(トヨタ自動車)は4月16日(現地時間)、上海モーターショー 2019(会期:4月18日~25日)で新型「LM」を世界初公開した。間もなく中国をはじめとした一部のアジア地域で、それぞれの地域などに応じた変更を施して発売されるという。
“Luxuary Mover”の頭文字をとった新型LMは、「LM350」「LM300h」の2モデルが用意される予定で、駆動方式は2WDと4WDを設定。LM350は3.5リッターDOHCのガソリンエンジンを搭載し、LM300hは4気筒の2.5リッターアトキンソンエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせる。サスペンションには、「スウィングバルブショックアブソーバー」を採用し、ドライバーと乗員の快適性を高めた。
ショーカーのボディサイズは5040×1850×1945mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは3000mm。室内幅は1590mm、室内高は1350mmと公表されている。
特徴的な4人乗りのインテリアは、前席と後席の間を26インチカラーディスプレイを備える仕切りで区切り、後席は容量約14Lの冷蔵庫や傘の収納、タッチコントロールパネル付きのセンターコンソールなどを採用して“究極の快適空間”としてデザインされた。
また、後席に配置される2席のハイバックサポートシートは、低密度のウレタンフォームを採用。ベンチレーション機能を備え、リクライニング角度は最適かつウィンドウに対する乗員の顔の位置に合わせて設計されるなど“ソファのように快適”としている。
なお、家族の送り迎えなどにも活用できるよう、革製のシート表皮を採用する7席構成の仕様も用意される。
エクステリアでは、フロントはレクサスを象徴するスピンドルグリルに加え、流れるようなクロームメッキのアクセントを用いてダイナミズムを演出。サイドボディには高級感を醸し出す“デュアルアローヘッドクローム”のオーナメントを装着して、サイドビューを際立たせた。ヘッドライトは独特な矢の形状のデイタイムランニングランプを内部に統合。リアのLEDランプは幅いっぱいに広がる存在感のあるワイドレンズを採用した。