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【SUPER GT 第2戦 富士】日産の“パフォーマンスSUV”「パトロール NISMO」FRO車両を展示中

V8 5.6リッターエンジンは428PS/560Nmを発生

2019年5月3日~4日 開催

新FRO車両の「パトロール NISMO」

 5月3日、富士スピードウェイで「2019 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI GT 500km RACE」が開幕した。会場ではSUPER GTの新しいFRO(ファースト・レスキュー・オペレーション)車両である「パトロール NISMO」が展示されている。

 FRO車両はレース中にアクシデントが発生した際にドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車し、迅速に救助活動を行なうことを目的としたレスキューカー。これまでFRO車両として活躍した「スカイライン クロスオーバー」からパトロール NISMOにバトンが引き継がれた。

 日本ではベースの「パトロール」を含めて販売されていないモデルで、パトロール NISMOでは最高出力428PS、最大トルク560Nmを発生するV型8気筒 5.6リッターガソリンエンジンを搭載。エクステリアではレースで培われた空力デザインが与えられるとともに、レイズ製22インチホイール、ビルシュタインショックアブソーバーを使用したNISMOサスペンションなどを装着している。

 なお、SUPER GTの決勝が行なわれる5月4日10時50分から、ポディウムでパトロール NISMOの贈呈式が行なわれる予定。

SUPER GT 第2戦 富士の会場に展示されているFRO車両など
パトロール NISMOは日本では販売されていないモデル。参考までに、ドバイで販売されるパトロール NISMOのボディサイズは5315×2035×1940mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3075mm
エクステリアの随所にNISMOモデルであることが分かる赤い加飾が施される。足まわりはレイズ製22インチホイールにブリヂストン「DUELER H/T」(275/50R22)の組み合わせ