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元全日本ラリーチャンピオン 日下部保雄氏、参戦マシンの模型化に感動
アオシマ 1/24「三菱 ランサーターボ '84 RACラリー仕様」
2019年5月12日 10:29
- 2019年5月11日~12日 開催
ツインメッセ静岡(静岡県静岡市駿河区)で始まった「第58回静岡ホビーショー」。5月11日~12日が一般公開日となっており、数々の新製品がお披露目されている。
青島文化教材社が新製品として投入するのが、1/24のスケールモデル「三菱 ランサーターボ '84 RACラリー仕様」(以下、ランタボRACラリー)。アドバンカラーが印象的なラリーカーで、ドライバーは大庭誠介氏、ナビゲーターは日下部保雄氏のマシンも再現できるようになっている。
日下部氏は元全日本ラリーチャンピオンで、海外ラリーへの取り組みも早く、RACラリーは海外挑戦一環として参加していた。現在は、各自動車媒体においてインプレッションなどを執筆、本誌にも多くの記事を寄稿いただいている。
そこで、本誌は日下部氏と第58回静岡ホビーショーを訪れ、日下部氏にランタボRACラリーの模型を見てもらうこととした。
このランタボRACラリーは、アオシマとマカオの模型メーカー「BEEMAX」との共同開発によるもので完全新金型で設計されている。アオシマの担当者によると、この時代のラリーカーは模型のアイテムとして人気のあるもので、2018年に発売したランチア デルタS4はすぐに品切れに。最近市場に再び供給できるようになったという。
アオシマブースを訪れた日下部氏は、自分の名前の入った模型を見て感慨深げ。たまたまマカオからBEEMAXの社長および開発陣が来日しており、彼らと英語でコミュニケーションを図っていた。
また、日下部氏も今回静岡ホビーショーを訪れるにあたって過去の資料を掘り起こし、RACラリーのエントリーシート、実車のキー、ペースノートなどが見つかったという。それらをアオシマやBEEMAXのスタッフに示しつつ、当時の思い出を語っていた。