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メルセデス・ベンツ、オープンモデル「SLC」最後の特別仕様車「Final Edition」

初代「SLK」をオマージュした「サンイエロー」採用

2019年6月28日 発売

SLC 180 Sports Final Edition:595万円

メルセデスAMG SLC 43 Final Edition:989万円

メルセデスAMG SLC 43 Final Edition

 メルセデス・ベンツ日本は6月28日、オープンモデル「SLC」最後の特別仕様車「SLC Final Edition」を発売した。初代「SLK」をオマージュした「サンイエロー」を外装色に設定したモデルで、価格は「SLC 180 Sports Final Edition」が595万円、「メルセデスAMG SLC 43 Final Edition」が989万円。

 SLCは、1996年に世界初の電動開閉式ハードトップ「バリオルーフ」を備えた全天候型オープンカー「SLK」として登場。現行モデルは、2016年にメルセデスのロードスターを表す「SL」と車格を表す「C」を組み合わせるモデル名「SLC」に刷新、大幅な改良が施された。上質なオープンドライブを楽しめるロードスターとして、幅広いユーザーに支持されているとしている。

左からメルセデスAMG SLC 43 Final Edition、SLC 180 Sports Final Edition、初代SLK

SLC 180 Sports Final Edition

SLC 180 Sports Final Edition

 SLC 180 Sports Final Editionは、直列4気筒 1.6リッター直噴ターボエンジンを搭載する「SLC 180 Sports」をベースに、外装色に初代SLKをオマージュした「サンイエロー」(有償オプション)を設定。特別仕様車専用ハイグロスブラックペイント18インチAMG 5スポークアルミホイールや、フェンダーに専用の「SLC FINAL EDITION」バッヂを装着する。

 なお、SLC 180 Sports Final Editionの外装色はサンイエローのほかに、「ポーラーホワイト」「オブシディアンブラック」「ダイヤモンドホワイト」「セレナイトグレー」の計5色を用意する。

 インテリアは、特別仕様車専用のブラックとシルバーパールの2トーンカラーのナッパレザーシートを採用し、カーボンパターンエンボスが入った専用シフトレバーやステアリングを装備。また、カーボンパターンが特徴のブラッシュドアルミニウムインテリアトリムを随所に採用してスポーティな室内空間を演出した。

SLC 180 Sports Final Edition

 オプション装備として、ルーフトップの透過率を「クリアモード」「ダークモード」に切り替えることができる「マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ」を設定している。

マジックスカイコントロールパノラミックバリオルーフ

メルセデスAMG SLC 43 Final Edition

メルセデスAMG SLC 43 Final Edition

 メルセデスAMG SLC 43 Final Editionは、V型6気筒 3.0リッター直噴ツインターボを搭載する「SLC 43」をベースに外装色にサンイエローのみを採用。
特別仕様車専用のマットブラックペイント18インチAMG 5スポークアルミホイールを標準装備する。

メルセデスAMG SLC 43 Final Edition

 インテリアは特別仕様車専用のブラックとシルバーパールの2トーンカラーのナッパレザーシートを採用するとともに、シートだけではなく室内の随所に上質なナッパレザーを取り入れた。「SL 63」と同じ専用AMG E-SELECTレバー、「AMG EDITION」ロゴを下部に配したセンターマーキング付き専用デザインステアリングホイールを装備する。