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パイオニア、「新セキュリティ規格」準拠のETCユニット「ND-ETC30」

国土交通省の新規格移行後も使い続けられるETCユニット

2019年9月 発売

オープンプライス

「新セキュリティ規格」に準拠したETCユニット「ND-ETC30」

 パイオニアは、国土交通省が今後変更予定の「新セキュリティ規格」に準拠したスタンドアローンタイプのETCユニット「ND-ETC30」を9月より発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は7500円前後(税別)。

 新セキュリティ規格とは、ETC(料金所・車載器・ICカード)において、盗聴・改ざんなどの不正防止を目的に定められた情報安全確保の規格のこと。従来の規格でも現時点で問題は発生していないが、将来的な安全性確保のために作られた、よりセキュリティ機能を向上させた規格となる。現行規格で今後も問題が発生しなかった場合でも、2030年ごろには完全移行するとしている。

 ND-ETC30は、この新セキュリティ規格に準拠したETC車載器。カーナビなどと接続することなく使えるスタンドアローンタイプで、利用料金や利用履歴、ETCカード有効期限などの音声案内を行なうほか、動作状況を確認できるLEDランプや、スッキリとした取り付けが可能な小型アンテナなど、基本性能を網羅したモデルとなる。12Vの普通車に加え、24Vのトラックなどにも対応する。

 また、別売の「ETCユニット取付キット」(9月発売・税別2000円)を使うことで、純正ETCの取付位置へすっきりと設置することができるほか、「ETCユニット取付ブラケット」(9月発売・税別700円)を使えば曲面部などにも取り付けが可能。