ニュース

スバル、台風19号の影響で操業停止。一部取引先の被害で部品供給に支障

10月25日を目途に操業再開を目指す

2019年10月16日 発表

群馬製作所大泉工場(自動車用エンジン・ミッションの製造)

 スバルは10月16日、台風19号の影響により、同社群馬製作所の本工場・矢島工場・大泉工場(一部工程を除く)の操業を、10月16日の遅番勤務(15時15分~)以降、停止すると発表した。現時点では10月25日を目途に操業再開を目指すとしている。

 同社によると、現時点における被害の状況については、同社や主要なグループ企業において人的被害は確認されていなく、また生産・販売などの設備についても重大な被害は確認されていないとした。

 一方、同社の一部取引先(2次取引先を含む)に浸水などの被害が確認された。現在、同社からも人的・物的支援を行なって復旧に取り組んでいるが、同社への自動車部品供給に支障が出る見込み。

 なお、米国生産拠点(SIA)での完成車生産には影響はないとしている。連結業績に与える影響については現在調査中としており、今後、開示すべき事項が発生した場合は速やかに発表するとしている。