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【SGT×DTM交流戦】SUPER GTチャンピオン監督 脇阪寿一氏に聞く。「熾烈な戦いもある中で“負けてられんな”」

2019年11月23日 発表

2019年シーズンのSUPER GTチャンピオンを獲得した脇阪寿一監督(右)と、チャンピオンドライバーの山下健太選手

 11月22日~24日、「SUPER GT×DTM 特別交流戦」が富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催されている。2日目の決勝レース前に、2019年シーズンのSUPER GTチャンピオンを獲得した脇阪寿一監督に、日本で初めて行なわれるSUPER GTとDTMの交流戦について聞いてみた。

6号車 TEAM LEMANS 脇阪寿一監督

 やはり、ヨーロッパのモータースポーツと日本のモータースポーツが交流するのはよいことだと思います。ファン同士がそれぞれ意識してもらえるし、ジェンソン・バトン選手とかコバライネン選手が来てくれたことによってSUPER GTの注目がどんどんヨーロッパでも上がっているので、それがよりもっといい意味で交流できたらいいなと思っています。半面、我々はSUPER GTのチャンピオンでもありますし、ヨーロッパのチームにゲストとしてきていただいていますが、熾烈な戦いもある中で“負けてられんな”と思うんですけど。

 ただ、なにぶん今回のタイヤとこの気温の中で、ブレーキがあったまらない、そのためまともな制動が得られない状況が昨日にあって。対策をして、予選を今日走って(タイムを)削りましたけど。タイヤの特性、雨でも2周目くらいにベスト(タイム)が出るんですよね。それをじっくり温めすぎた部分もあるし、知らないことがいっぱいありながら対策をしてますけど、十分戦えるような自信はもっています。

「モータースポーツはヨーロッパがすごくて日本がだめ」と言う人もいますが、本当にそうであるならば(F1チャンピオンの)バトン選手が日本で戦うことはないので。(この交流戦などで)そのような偏見の目をなくしていきたいです。また、我々はDTMの人たちを本当にリスペクトしていて、そこから何が学べるか取り組んでいます。ファンの方もそのような目で、我々の戦いを見ていただければと思います。


 脇阪監督はタイヤの使いこなしに苦労しながらも、ヨーロッパからアウディ、BMWのチームも参加した「SUPER GT×DTM 特別交流戦」での成績を追い求めていた。チャンピオンチームとして迎え撃つ、6号車 TEAM LEMANSに注目していただきたい。