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日産、執行役副社長 坂本秀行氏を新たな取締役候補者に選出

辞任した関潤氏後任として

2019年12月27日 発表

日産自動車株式会社 執行役副社長 日産生産・SCM 担当の坂本秀行氏

 日産自動車は12月27日、執行役副最高執行責任者 関潤氏の辞任にともない、12月26日に開催した指名委員会において、現在、生産・SCMを統括する執行役副社長 坂本秀行氏を新たな取締役候補者に決定したと発表した。

 また、12月27日に開催した臨時取締役会を経て、指名委員会における同決定事項を報告するとともに、2020年2月18日に開催を予定している臨時株主総会に関する招集通知記載内容について決議した。

 日産自動車 CEOの内田誠氏は「当社は、会社の信頼回復と業績の立て直しおよび事業構造改革を最優先課題として位置付け、すでに実行に移し、着実に改善を進めております。やるべきことは明確であり、すでに実行段階のプロジェクトについては、各々の事業や機能の統括責任者が実行をリードしており、また、今後の新たな取り組みについては、これまでどおり、CEOである私がリードし、COOのアシュワニ・グプタや新たに取締役となる坂本(生産・SCM担当)、他のエグゼクティブコミッティメンバーとともに進めていきます」とコメントしている。

 坂本氏については、以前副社長として統括した製品開発部門と合わせて、日産の「技術、モノづくり」に関する十分な経験と知見を有し、取締役としての要件を十分満たしていると判断したとのこと。

執行役副最高執行責任者の職を辞した関潤氏