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トヨタ、ボディ表面に塗るだけで空気の流れを整流する「GRエアロスタビライジングボディコート」
空力操安アイテム第3弾はボディコート剤
2020年1月17日 15:40
- 3980円(税別)
TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ自動車)は、ボディ表面に塗るだけで空気の流れを整流する「GRエアロスタビライジングボディコート」を発売した。価格は3980円(税別)で、内容量は150mL。
今回発売したボディコート剤は、カジキマグロの泳ぐ姿にヒントを得た「エアロスタビライジングフィン」、車体に貼ることで空力最適化を図り、操縦性が向上する「放電用アルミテープ」に続く空力操安アイテム第3弾に当たる製品。ツヤ、撥水は一般的なコーティング商品が優れているとしつつ、「GRエアロスタビライジングボディコートは“走りの楽しさ”を提供する新しいコンセプトのコーティング剤」と説明されている。
同製品について、公式サイトでは「空気は+に帯電、ボディ各部も+帯電しやすく、空気の流れを乱す方向に静電気の力が働きます。本製品をボディ表面に施工することにより帯電を抑え、理想の空力環境へ近付けます。直進性、ハンドリング性能、外乱安定性などの操安基本性能をバランスよく引き上げます」と説明。また、サーキット走行における効果として、「ライントレース性の向上」「アンジュレーション乗り越え時の安定性」「ピッチングの抑制」「車線変更時の揺れ残りを抑制」「スムーズなS字切り返し」「ヘビーブレーキング時の車両姿勢の安定」「ステアリング操作初期の応答性向上」「少し足まわりが硬めになった感覚を味わえるスポーティなフィーリング!」などが挙げられている。
なお、車両の特性やサーキットに応じて塗る場所を調整するとより効果が得られるほか、塗布後はしっかりと乾燥~定着させることが効果を発揮させるコツとのこと。