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マイカーローンや教育ローンの低金利プランが複数の銀行から提案される「クラウドローン」

中国銀行、伊予銀行、スルガ銀行など6行と提携してスタート

2020年1月23日 サービス開始

「クラウドローン」のサービスイメージ

 個人向け融資プラットフォームを運営するクラウドローンは1月23日、個人が銀行から低金利でマイカーローンや教育ローンなどの融資を受けられる新しいプラットフォーム「クラウドローン」のサービスを開始した。

 中国銀行、伊予銀行、スルガ銀行、三重銀行、仙台銀行、常陽銀行の6行と提携してスタートしたクラウドローンでは、マイカーローンや教育ローンの目的別に必要となる金額などの情報をWebサイトから入力することにより、クラウドローンを経由して各銀行からローンの融資プランが提示される。

登録はPCやスマートフォンから「年代」「居住する都道府県」「配偶者の有無」などの項目を選択するだけで、3分程度で融資の問い合わせが可能

 銀行で取り扱っているローンはカーディーラーなどで用意されている信販会社のローンと比較して金利が低く、新車購入など金額が大きい場合、支払総額を数十万円単位で抑えられるケースもあるという。また、資格取得や英会話といった社会人がスキルアップを目的にはじめる教育講座にも利用可能。

 このほか、個人で金融機関に融資の申請を行なった場合、各金融機関からJICC(日本信用情報機構)やCIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)に対し、申請者の信用情報の確認が行なわれる。この融資申請の情報がJICCやCICの信用情報に追加。融資申請の頻度が高まると信用情報に悪影響を及ぼすケースもあるという。

 クラウドローンを利用すると登録段階では個人情報が入力されず、複数の銀行から融資の提案を受け取っても、JICCやCICの信用情報で情報の追加が行なわれない。信用情報が更新されるのは実際に融資を受ける段階だけで、信用情報の毀損を回避できる。

マイカーローン、教育ローン、家電ローンのシミュレーション。金利の差で支払総額が大きく引き下げられている
クラウドローン「銀行マイカーローンの紹介」(1分10秒)