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三菱自動車、「社会貢献STEP活動」の方針を改定

新ロゴマーク「STEP to the future」も設定

2020年4月15日 発表

新たなSTEP活動のロゴマーク。STEP活動の輪が中心から拡がる様子を表現している

 三菱自動車工業は4月15日、多様化する社会課題の解決に貢献するために行なっている「三菱自動車社会貢献STEP活動」の方針を改定。より多くの人に活動を知ってもらうため、新しいコミュニケーションワードの「STEP to the future」と、このコミュニケーションワードを使った新ロゴマークを設定した。

 三菱自動車ではこれまで、「次世代育成」「交通安全」「環境保全」「地域活動」の4つを社会貢献活動の主要分野に位置付け、企業ビジョン・ミッションに基づき活動を推進してきた。また、2009年4月から導入した「三菱自動車STEP募金」を活用し、世界中の子供たちの植林・育林活動を支援する地球緑化プログラム「子供の森」計画への寄付、フィリピンでの小学校の新校舎建設支援などの活動もグローバルで行なっている。

「Society」「Traffic safety」「Environment」「People」の4つ言葉の頭文字からSTEP活動と名付けた社会貢献活動では、自然災害や格差社会など、世界的な社会課題が近年多様化していることを受け、課題解決へのさらなる貢献を目指し、従来の活動を継承しながらも主要な市場との連携をさらに強化。社会貢献活動の幅を拡げるため方針を改定した。

 新たなSTEP活動では、世代や地域を問わず、より多くの人を対象に、より各々のニーズに即した支援を行なうため、従来の方針にあった「次世代育成」を「人(People)」に、「地域活動」を「地域社会(Society)」に置き換えて内容を改定している。

新しい社会貢献の活動方針

地域社会(Society):地域のニーズに即した活動を通じ、地域社会の発展に貢献します

交通安全(Traffic safety):交通社会の安心・安全の実現に貢献します

環境(Environment):大切な地球環境の保全に貢献します

人(People):人々に寄り添い、笑顔あふれる生活の実現に貢献します

 三菱自動車ではSTEP活動を通じ、グループ一丸となってよりよい未来を描くことができる社会の実現に向けた活動に取り組んでいくとしている。