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三菱自動車、タイからの累計輸出台数400万台を達成
「タイを中心としたアセアン地域は最重要地域」と益子修会長
2019年8月1日 06:00
- 2019年7月31日 発表
三菱自動車工業は7月31日、タイの工場における累計輸出台数が400万台を達成したと発表。タイ チョンブリー県レムチャバン港で記念式典を執り行なった。
三菱自動車は1961年にタイで販売会社を設立。1964年に生産事業をスタートして、1988年に自動車メーカーとして初めてタイからの輸出を開始した。2018年にはタイで生産した44万台(ノックダウンを含む)の車両のうち、約80%が輸出向けとなっている。
タイの生産・販売会社である「ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)」では、現在、チョンブリー県レムチャバンに3つの生産工場と1つのエンジン工場を持ち、日本国外の生産拠点としては最大規模となっている。現地で計7000人以上の従業員が働くほか、数多くの関係者を含むサプライチェーンを形成している。
リリース内で三菱自動車工業 取締役会長 代表執行役の益子修氏は、「三菱自動車にとって、タイを中心としたアセアン地域は最重要地域であり、それぞれの国のお客さまに求められる製品づくり、雇用、人材育成、投資、現地生産、輸出など事業を通じた地域への貢献とともに、地域に求められる社会貢献活動に取り組んでまいりました。今後も地域と共に発展していけるよう、アセアン地域での活動を拡充してまいります」とコメント。
三菱自動車のグローバル活動ではタイがますます重要な拠点となっており、今回の累計輸出台数400万台達成を今後の継続的な成長やタイにおける生産台数拡大への通過点として位置付け。三菱自動車のビジネスの基盤であるアセアン諸国における活動強化を担う主力地域として、引き続きタイに注力するとしている。