三菱自動車のタイ現地法人「ミツビシ・モーターズ・タイランド」が累計生産台数500万台を達成

ミツビシ・モーターズ・タイランドでの累計生産台数500万台を記念して、タイ レムチャバンの工場で記念式典を開催

　三菱自動車工業は6月4日、タイ王国における生産・販売会社のミツビシ・モーターズ・タイランド（MMTh）での累計生産台数が500万台を達成したことを発表。同日、タイ レムチャバンにあるMMThの工場で記念式典を開催した。

　三菱自動車は1961年にタイで操業を開始し、2003年に100万台、2010年に200万台、2013年に300万台、2015年に400万台の生産を達成。MMThからの車両の輸出先は世界120カ国以上に及んでおり、500万台のうち370万台が海外市場に輸出されている。

　式典にはタイのソムキット・チャトゥシーピタック副首相、在タイ日本国大使館の佐渡島志郎 特命全権大使、三菱自動車工業 取締役 CEOの益子修氏が出席。益子社長は「三菱自動車が事業を始めて以来の、タイ政府や関係者の皆さまによるご支援に感謝します」と述べるとともに、「タイのマーケットには常に成長の可能性があります。政府による自動車産業を成長させるための長期的政策も、三菱自動車の事業にとって大変心強いものです」とのコメントを発表している。

　なお、今回500万台目に生産された車両はミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」とのこと。