ホンダ、「原則在宅勤務」を全国事業所に拡大

　本田技研工業は4月21日、これまで一部地域で行なっていた「原則在宅勤務」の実施事業所を全国に拡大すると発表した。緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されたことに伴うもので、期間については4月20日から当面の間としている。

　これまで同社では、東京・和光・朝霞地区の事業所については「原則在宅勤務」の運用を実施、埼玉製作所（狭山・小川・寄居地区）については間接部門を中心に「原則在宅勤務」としていた。

　従業員の出勤が必要な生産ラインにおいては、手洗いの奨励、咳エチケットの徹底、各執務エリアにおける定期的な消毒などの感染防止策を徹底した上で稼働を継続するとしている。

　なお、国内工場の稼働（4月20日発表）については、四輪の国内工場において、埼玉製作所 狭山工場 完成車ラインを4月27日～5月1日（5稼働日）、埼玉製作所 寄居工場 完成車ラインを4月27日～29日（3稼働日）の期間、生産休止予定。