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FCAジャパン、4月の販売台数発表。ジープ好調で1-4月では前年比99%

正規ディーラーでは新型コロナ対策を取りつつ営業継続

2020年5月11日 発表

ジープ、フィアット、アバルト、アルファ ロメオを取り扱うFCAジャパン

 FCAジャパンは5月11日、同社取り扱いブランドであるジープ、フィアット、アバルト、アルファ ロメオの4月の合計販売台数を発表した。

 台数は1033台で対前年比71%と落ち込んだが、1月から4月までの4か月間では6990台となっており、これは対前年比99%を堅持しているという。

 輸入車市場全体では同時期で対前年比86%である中、健闘していて、その勢いを担っているのはジープブランドだという。ジープは第一四半期に3308台を販売して過去最高を記録し、この1月から4月でも3931台、対前年比123%と好調を維持している。

 同社のポンタス・ヘグストロム社長は「この実績は、われわれFCAジャパン、そしてこの厳しい状況下でも営業を継続してくださっているFCAジャパン正規ディーラー皆様の協力の賜物であり、ありがたく思います。FCAジャパンは、5月1日より、業界に先駆け、新型コロナウイルス感染症に関連する販売施策として、独自のローン商品『スキップローン』を導入し、5か月間ローンの支払いなしで今すぐ安全な個人モビリティを手に入れる機会の提供を始めました。他方、FCA取り扱いのジープ、フィアット、アバルト、アルファ ロメオの4ブランドの正規ディーラーは、お客さまの安全安心なモビリティの維持のために、ワークショップも含め、最善の衛生的配慮をしながら営業を継続しています」と述べ、今後も協力して、新型コロナウイルス感染症と共生する新たな状況に対応を続けていくとした。

 なお、FCAジャパン正規ディーラーでは、現況下においても愛車を万全にサポートするべく利用者とディーラーの従業員の健康、感染拡大防止に最大限配慮しながら業務を継続している。新型コロナウイルス感染症対策として実施している対応は以下のとおり。

・お客さま動線の消毒の徹底
・ショールーム、展示車及び試乗車の消毒と換気の徹底
・マスク(必要に応じ、使い捨て手袋)の着用
・予約来店による、ソーシャルディスタンシングの徹底
・商談に際して、電話及びメールの最大限の活用
・スタッフの健康状態の管理と把握