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日産、車内テレワークのテクニックをまとめた特設サイト「#OneMoreRoom」

身近なものを使ってのクルマのオフィス化や、長時間車内で過ごす際の注意点を紹介

2020年5月12日 発表

車内テレワークのテクニックをまとめた特設サイト「#OneMoreRoom」公開

 日産自動車は5月12日、車内をもう1つの仕事部屋として安全・快適に活用するためのテクニックをまとめた特設サイト「#OneMoreRoom(ワンモアルーム)」を公開した。

 現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためクルマでの遠出などができる状況ではない一方で、外出の制限がはじまってから約2か月が経過し、在宅勤務やリモートワークなどの推奨が続く中、プライベートな空間を確保するためにクルマの中で仕事をするというシーンが登場し始めているという。こうした状況を踏まえ、日産では家の中では確保できない個人の空間として、クルマの中を安全・快適に仕事部屋として活用するために役立つ情報を公開した。

「#OneMoreRoom」は、クルマの中で快適に仕事をするための4つのテクニックとして、身近にあるものを使ってクルマをオフィスにするためのテクニックや、長時間車内で過ごす際の注意点を取りまとめた。ダンボールものづくりの専門家であるチャッピー岡本氏が「ダンボールでつくるハンドルデスク」を、数多くの車中泊を行なう車旅専門家の稲垣朝則氏が「車内で快適に過ごすための工夫」を、公衆衛生専門家の小橋元氏が「クルマで仕事をする際の公衆衛生観点における注意点」についてそれぞれ監修したとのこと。

4つのテクニックその1、「ダンボールハンドルデスク」
4つのテクニックその2、「料理用ボウル Wi-fiアンテナ」
4つのテクニックその3、「古着リユースクッション」
4つのテクニックその4、「エコノミークラス症候群対策ストレッチ」
ダンボールハンドルデスクの設計・監修を行なったチャッピー岡本氏
車内で快適に過ごすためのアドバイスを行なった、車中泊&リアル・オートキャンプで日本を旅する”オートパッカー”稲垣朝則氏
衛生管理面のアドバイス・監修を行なった獨協医科大学医学部公衆衛生学講座教授の小橋元氏

 そのほか、車内で仕事をする場合の注意点についても触れられている。

・車内で仕事をする場合は、開始前と開始後に手洗い、うがい、消毒を忘れないようにしましょう。
・さまざまな場所に触れる可能性がありますので、車内作業中は目や口などに触れないように気をつけましょう。
・車内の酸素が薄くならないためにも、エアコンよりもまず換気で温度調整をしましょう。
・熱中症予防のための車内温度調節とこまめな水分補給も忘れないようにしてください。
・ガレージに駐車している場合は、エンジン使用による一酸化炭素中毒にご注意ください。