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仏シトロエン、グランド C4 スペースツアラーにも専用インテリアの特別仕様車「Cシリーズ」

2020年6月1日(現地時間)発売

グランド C4 スペースツアラー 特別仕様

 仏シトロエンは6月1日(現地時間)より、7人乗りミニバンの「グランド C4 スペースツアラー」の専用インテリアと専用パーツを備えた特別仕様車「Cシリーズ」を発売する。

 このCシリーズはコンフォートシグネチャーおよびそのモデルのデザインのキャラクターを反映。Cシリーズは2019年12月に発表され、これまでに「C3 Aircross SUV」「C4 Cactus」、さらに新しい「C3」および「C5 Aircross SUV」と続き、今回グランド C4 スペースツアラーにも展開。競合の激しいセグメントであるが、特別な色と素材で際立たせられ、特別な装備が魅力を与えている。

サイドミラーの下に装着される「Cシリーズ」のエンブレム

 モダンで技術的なエクステリアデザインは、ドアミラーの下にあるエンボス加工された「Cシリーズ」エンブレムによってさらに印象的に。そして洗練されたエレガントなボディカラーであるポーラーホワイト、オニキスブラック、ソフトサンド、クムルスグレイ、プラチナグレイ、ルビーレッド、アルケミーブルーは特別仕様車でも選択可能。すべてのボディカラーは、エレガントでスタイリッシュなシルバーのルーフアーチと調和すると同時に、グランド C4 スペースツアラーの真の特徴である、車内の広々としたスペースを際立たせている。

内装はグレーが基調となり滑らかな印象を与える

 インテリアのデザインスキームは「Cシリーズ」専用で、グレーの滑らかな素材で包まれたダッシュボードとドアパネルは、赤いトップステッチと「Cシリーズ」のラベルが付いたグレーのシートにもマッチ。光沢のあるピアノブラックドアハンドル、赤いトップステッチが施された特別なフロントおよびリアフロアマット、および「Cシリーズ」のフロントドアシルトリムが特別仕様車の証となる。

シートには「Cシリーズ」の証となるタグが添えられる

 Cシリーズは「Feelバージョン」と「Shineバージョン」の中間レベルの仕様となり、ドライバーと搭乗者の日常生活を改善するコネクテッド技術として「Connect Nav」「Connect Assist」「Connect Play」を搭載。さらに普段の使い勝手をより簡単にする「リアビューカメラ」「自動電気パーキングブレーキ」「コーナリングライト付きフォグランプ」を装備。また、洗練されたモダンなデザインを強調する、「オニキスブラック塗装のミラーハウジング」と「17インチのゼファーダイヤモンドブラックアルミホイール」を装着する。

グランド C4 スペースツアラーの魅力

 グランド C4 スペースツアラーは、Cセグメントの7人乗りミニバンの人気車種で、2006年以降、約84万台を販売。2013年モデルは約44万台を販売し、Cセグメントの7人乗りミニバンの確固たる地位を確立。そして2019年モデルは、ヨーロッパとフランスの同セグメントで2番目のベストセラーになり、ヨーロッパで21%、フランスでも25%のシェアを獲得。

 シトロエンは、「シトロエン アドバンスド コンフォート プログラム」に基づいて快適性を自動車開発の中心に据え、すべての搭乗者にグローバルで現代的な快適さを提供する。またユーザーは、インテリアとエクステリアの両方のモダンで革新的なデザイン、快適なサスペンション、パノラマフロントガラスを備えた暖かく明るい室内に特に惹かれているという。

 さらに2列目3列目のスライドシートは、それぞれが同じ幅に揃え、ゆったりとした居住性の高さをもちながらも、シートアレンジによって最大容量704Lのラゲッジスペースを提供。そしてコネクテッド機能の搭載により、技術的に進歩した15個の運転支援機能が装備され、日常の運転でもエンジンの性能を簡単に効率よく引き出すことが可能となっている。