ニュース

スバル、新型コロナの治療薬開発などに知的財産権を行使しない宣言

「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参加

2020年5月22日 発表

「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に参加している宣言者(5月22日現在)

 スバルは5月22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」の趣旨に賛同し、同宣言に参加したと発表した。

 これは、新型コロナウイルス感染症のまん延終結を目的とした治療薬、ワクチン、医療機器、感染防止製品などの開発、製造、販売といった行為に対し、スバルが国内外で保有する知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、著作権)を行使せず、一切の対価や補償を求めない旨を宣言するというもの。

 自動車メーカーではすでにトヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、三菱自動車工業、いすゞ自動車が宣言を行なっており、5月22日の記事執筆時点で宣言者の数は52に、対象特許数は66万674に上っている。