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JAF、国内モータースポーツ活動再開方針。全日本選手権などは7月以降段階的に開催へ

2020年5月27日 発表

SUPER GTの公式テスト(写真は3月14日~15日に行なわれた岡山テスト)

 JAF(日本自動車連盟)は5月27日、国内モータースポーツ活動の再開に向けた今後の対応方針について、全日本選手権などの全国的な競技会については7月以降段階的に対応するよう関係者に向けてその方針を示した。

 全国的な競技会を除くJAF公認競技会、JAF認定ライセンス・公認審判員講習会については、開催環境構築状況により6月以降段階的に対応するよう方針を示した。

 また、開催にあたっては各地方公共団体が示す段階的緩和策や基準などに従い、参加者・主催者・クラブ・団体などの関係するすべての人の生命・健康の安全を最優先として、基本的な感染対策を講じた対応をお願いした。

 そのほか、感染防止対策により延期・中止の対応をしたカレンダーは6月以降に再設定、全日本選手権などの全国的なカレンダーは7月以降に調整・再編成。FIA選手権カレンダー(F1、WRC、APRC)は固定とするなどの方針を示すとともに、JAFの特例措置として各種の手数料の免除や、国や地方公共団体の支援策を提示するなど可能な限りの支援を行なうとしている。