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新型「カローラ クロス」開発コンセプトは「カローラ MEETS SUV」
タイ現地での発表会の様子を公開
2020年7月22日 00:00
- 2020年7月9日（現地時間） 発表
トヨタ自動車のタイ現地法人Toyota Motor Thailand Company Limitedは、7月9日（現地時間）に発表した新型コンパクトSUV「カローラ クロス」の現地発表会の様子を公式サイトで公開している。
タイの公式サイトでは、新型カローラ クロス開発責任者の亀山大三氏が登場する動画を公開、亀山氏が新型カローラ クロスの開発コンセプトについて「COROLLA MEETS SUV」であると紹介するとともに、開発に対する思いを述べている。
動画の中で亀山氏は「カローラとは世界で最も売れているトヨタ車であり、常に時代の最先端のど真ん中、長い年月と労力をかけて作り上げてきたトヨタのヘリテージです。カローラとはトヨタそのものです。1966年に日本で初代を発売して以降、世界約150か国累計約4800万台を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカーです。時代のちょっと先を行く大衆車であり、今までの歴史を振り返ってみても様々な形が登場し、その時代のニーズに合わせて形状を変えてきました。よって、アフォーダブル性を保ったまま形をSUVとして出すのはカローラとして必然であり当然です」などと開発の背景を語っている。
新型カローラ クロスは、2列シート5名乗車仕様のコンパクトSUVで、最大で487Lというクラストップレベルの荷室容量などを特長する。
タイ仕様のカローラ クロスでは、ボディサイズが4460×1825×1620mm（全長×全幅×全高）、ホイールベースが2640mm。パワーユニットはガソリン仕様とハイブリッド仕様をラインアップ。燃費性能ではNEDCモード燃費値でハイブリッドモデルが4.3L/100km、ガソリンモデルで6.5L/100km（タイ仕様）と公表されている。
公式サイトでは新型カローラ クロスの説明会や試乗会の様子のほか「アーバンスポーツスタイル」「アドベンチャースタイル」といったカスタマイズアイテムを装着車の展示が行なわれたことを伝えている。
なお、タイ現地ではカローラ クロスの価格が公表されており、ガソリンモデルは9月30日までの特別価格で95万9000バーツ（約326万円）、ハイブリッドモデルは101万9000バーツ（約346万円）～119万9000バーツ（約408万円）と公表されている。
