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トヨタ、新型コンパクトSUV「カローラ クロス」をタイで世界初公開
順次、導入国を拡大
2020年7月9日 11:29
- 2020年7月9日 世界初公開
トヨタ自動車は7月9日、カローラシリーズの新型コンパクトSUV「カローラ クロス」をタイで世界初公開した。タイでは同日より販売を開始。今後、順次導入国を拡大していくとしている。
公開されたタイ仕様のカローラ クロスは、ボディサイズが4460×1825×1620mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2640mmとなる、5名乗車の2列シートSUV。ガソリン仕様とハイブリッド仕様をラインアップし、最大で487Lというクラストップレベルの荷室容量などを特長としている。
ハイブリッドモデルは、最高出力72kW(98PS)/5200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgfm)/3600rpmを発生する1.8リッター「2ZR-FXE」型エンジンを搭載。最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgfm)を発生する「1NM」型モーターを組み合わせて、システム最高出力90kW(122PS)を発生する。
ガソリンモデルは、最高出力103kW(140PS)/6000rpm、最大トルク177Nm(18.05kgfm)/4000rpmを発生する1.8リッター「2ZR-FBE」型エンジンを搭載。トランスミッションにはCVTを組み合わせる。
駆動方式はそれぞれ2WD(FF)。燃費値はNEDCモード燃費値でハイブリッドモデルが4.3L/100km、ガソリンモデルで6.5L/100km(タイ仕様)となっている。
カローラ クロスは、「COROLLA MEETS SUV」をキーワードに、ユーザーの期待を超える「車格感(力強さを感じさせる外観)」+「ユーティリティ(使い勝手のよさ)」の両立を目指し開発した新しいSUV。
同社ではカローラ クロスの追加で、世界的に需要が高まっているSUVが新たにカローラシリーズに加わり、これまで以上に充実したラインアップの中からユーザーのライフスタイル・ライフステージに合わせて選択できるようになったとしている。
タイでの世界初公開に際して、開発責任者の亀山大三氏は「カローラ クロスは、カローラの『新しい家族』であり、お客さまにとっても、時には友人、時には相棒、時には兄弟・姉妹と、まさに家族のような存在になりたいと考えています。大切な人、荷物、未来も、全てを載せて、カローラ クロスでお客さまの新しいストーリーを作るお手伝いができればと願っています」とコメントしている。