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スバル「レガシィ」計11万6540台をリコール 灯火装置(前照灯)に不具合

保安基準に適合しなくなるおそれ

2020年8月27日 発表

改善箇所説明図

 スバルは8月27日、灯火装置(前照灯)に不具合があるとして、スバル「レガシィ」計11万6540台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の製作期間は2009年7月1日~2014年9月5日。

 リコール内容は、HID仕様のヘッドライト(すれ違い用前照灯)において、内部構成部品であるバルブと反射面の仕様の組み合わせによって、バルブからの紫外線により反射面の劣化が促進されるものがある。そのため、そのまま使用を続けると反射面のアルミ蒸着が剥離して光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準第32条(前照灯の基準)に適合しなくなるおそれがある。

 改善措置として、全車両、バルブを対策品に交換する。そのうえで、ヘッドライトの光度を点検し、所定の光度を満たさないものは、ヘッドライトボディを対策品に交換する。

 不具合の発見は市場からの情報によるもので、不具合件数は261件、事故は発生していない。