マツダ、「フレアワゴン」一部改良 夜間歩行者検知機能付き「デュアルカメラブレーキサポート」を全車標準設定

フレアワゴン「HYBRID XS（2WD車）」

　マツダは9月3日、軽自動車「フレアワゴン」を一部改良して発売した。価格は138万500円～204万4900円。

　一部改良では、安全技術の機能向上として全車に夜間歩行者検知機能付き「デュアルカメラブレーキサポート」を標準設定するとともに、幅広い機種に「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」を設定した。また、SRSエアバッグシステム（カーテン）を全車標準装備として、毎日の運転に対する安全性を高めた。

　使い勝手の向上では、メーター内ディスプレイの拡大などにより各種情報に対する視認性を向上。「HYBRID XG」を除く全機種のインストルメントパネル中央下部にUSBチャージャー端子（2口）を設定して、車内で複数の電子デバイスを同時に充電可能にした。

　そのほか、「HYBRID XS」機種に運転席シートバックテーブルを追加設定。HYBRID XGを除く全機種のフロントワイパーに時間調整機能を追加した。

　ボディカラーでは、従来モデルに設定していた車体色2色「チアフルピンクメタリック2トーン」「ツールグリーンパールメタリック2トーン」を廃止。「HYBRID XS」に「シフォンアイボリーメタリック2トーン」を、タフスタイル全車に「クールカーキパールメタリック2トーン」を新設した。

　なお、フレアワゴンは経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に全車が該当する。

フレアワゴン「タフスタイル HYBRID XT（2WD車）」