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Groupe PSA Japan 代表取締役社長アンジェロ・シモーネ氏が辞任

2020年10月9日 発表

Groupe PSA Japan株式会社 代表取締役社長のアンジェロ・シモーネ氏がイタリアにいる家族の事情により辞任。写真はオペルの日本市場再参入記者発表会の際のもの

 Groupe PSA JapanとグループPSAジャパン販売は10月9日、両社の代表取締役社長を務めるアンジェロ・シモーネ氏が家族の事情により辞任したことを発表した。これに伴い、現マーケティング・ダイレクターのトマ・ビルコ氏が、当面の間、代表取締役社長の代行を兼務。後任の代表取締役社長については決定次第アナウンスされる。

 現在Groupe PSA Japanおよび、グループPSAジャパン販売の代表取締役社長を務めるシモーネ氏は、イタリアにいる家族の事情により日本での職務を離れざるを得なくなり辞任したとのこと。「現在の非常に好調なビジネス・商品のローンチなどが続くなか、日本を去ることになるのは、非常に残念です。これは私の人生にとって極めて難しい決断でした。プジョー、シトロエン、DSオートモビル、オペルの各ブランドのビジネスパートナーおよび、お客さまにご愛顧いただいておりますことを心より感謝申し上げます」とシモーネ氏はコメントしている。

2019年10月18日に開催されたプジョーの新型「208」「e-208」「リフター」発表会に登壇したトマ・ビルコ氏

 リリースは「シモーネ氏が日本を去ることは非常に残念ですが、マネジメント・チームは明確な目標を達成するべく結束しており、常にビジネスパートナーやお客さまのためにベストを尽くす準備ができています。最後になりましたが、両社といたしましては、シモーネ氏に感謝の気持ちを送り、シモーネ氏のご家族のご健康とご多幸をお祈りいたします」と記すとともに、「現在の両社のビジネス(プジョー、シトロエン、DS Automobiles、オペル)に関して滞ることなく引き続き鋭意努力してまいる所存です」と結んでいる。