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ヤマハ、車載向けヤマハブランドスピーカーシステムがMGの新型「MG5」に搭載決定
11月発売予定の新型MG5に採用
2020年10月20日 15:36
- 2020年10月19日 発表
ヤマハは10月19日、中国の上海汽車グループが展開する自動車ブランドMGの新型「MG5」に、車載向けヤマハブランドスピーカーシステムの搭載が決定したと発表した。
新型MG5は、ヤマハ車載向けブランドスピーカーシステムを搭載した初の自動車として2020年11月に販売開始予定。
今回、新型MG5の上位グレードに搭載される純正品として、6個のスピーカーを用いた車載向けヤマハブランドスピーカーシステムが採用された。
今回搭載のスピーカーシステムの特徴としては、ウーファー(低域用、口径160mm)は、再生可能周波数をより低く設定したうえで、強力な磁気回路と多重コイルにより駆動力を強化。ベースの音程感を再現したことで、基音が生み出す躍動を存分に楽しめるという。
ツイーター(高域用、口径25mm)は、軽さを重視して素材を厳選。振動板にはシルク素材、コイルの線材にはCCAW(Copper-Clad Aluminum Wire:銅被ふくアルミニウム線)を採用。音の細部への追従性を向上させることで、アコースティック楽器がもつ繊細な響きを際立たせた。
ヤマハの車載向けオーディオシステムでは、クルマの個性やコンセプト、ユーザーへ訴求する価値観と一体となったサウンドを専用設計することで、そのクルマにふさわしい理想の音を実現。高音質スピーカーユニットを提供するだけでなく、音響チューニングにヤマハのエンジニアが参画することで、信号処理にもヤマハのこだわりを反映させたという。
ヤマハは、“音楽が生まれた瞬間の感動を届けたい”という想いのもと「CLOSER TO THE ARTIST」をユーザー体験として掲げ、車載向けブランドオーディオ事業を展開。同社は今後も「車載向けヤマハブランドオーディオ」の展開を国内外に向けて拡充し、さらなる感動体験を提供していくとしている。