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バイクとピアノの“2つのヤマハ”がコラボ! ロッシ選手などMotoGPライダーとピアニストがトークショー

Monster Yamaha Tech3のザルコ選手がサプライズでピアノを演奏

2018年10月17日 実施

ヤマハ発動機とヤマハは、合同イベント「Two Yamahas, One Passion -RIDERS MEET PIANIST- ~ピアノ×バイク!? Yamahaだからできる異色のコラボレーション~」を開催

 ヤマハ発動機とヤマハは10月17日、東京 銀座にあるヤマハ銀座ビル内のヤマハホールで、合同イベント「Two Yamahas, One Passion -RIDERS MEET PIANIST- ~ピアノ×バイク!? Yamahaだからできる異色のコラボレーション~」を開催した。

 このイベントは、「お客さまとともに感動を創り出す」という共通の信念の元、バイク・マリン製品などを手掛けるヤマハ発動機の創立記念日である7月1日と、楽器・オーディオ製品を取り扱うヤマハの創立記念日の10月12日を「Yamaha Day」として、さまざまな活動を行なっている一環として開催。ピアニストとライダーの感性が融合する合同イベントとして、ピアニストのフランチェスコ・トリスターノ氏、Movistar Yamaha MotoGPのバレンティーノ・ロッシ選手とマーベリック・ビニャーレス選手、Monster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコ選手とハフィス・シャーリン選手、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの中須賀克行選手が集まりトークショーを実施した。

ピアニストのフランチェスコ・トリスターノ氏と、MotoGP参戦ライダー5名によるトークショーが行なわれた
ヤマハ発動機のバイクとヤマハのピアノ、“2つのヤマハ”が融合したステージ

 トークショーでは、イベントのキーワードとなる「感動」にまつわる話や、レースのこと、楽器やバイクなどの“インストルメンツ”などについて語られた。

 さらに、トークショーの半ばでは、トリスターノ氏が8月5日に開催されたMotoGP チェコグランプリを観戦し、インスピレーションを受けて作曲したヤマハのピアノとシンセサイザーを用いた楽曲「Time Grid」の世界初演を行なった。

「感動は、音楽家とオーディエンスとのコミュニケーション、音楽家と楽器とのコミュニケーションが生み出すと思う」と話したトリスターノ氏。チェコで開催されたMotoGPを観戦して、多くの刺激を受けたと語った
「MotoGPは観客との関係性もとても重要で、ファンの期待に応えるために、努力を続けていきたい」と語ったロッシ選手
「レースの後に聞いたらもっと気持ちがいいかもしれない」と「Time Grid」について話したビニャーレス選手
「マレーシア人として初めてのMotoGPライダーとして、感動を届けられるようになる道のりは長かった」と話したシャーリン選手
「走っている間ずっと集中力をキープするのは大変なので、集中する時間とリラックスする時間をうまくコントロールしている」と中須賀選手
「14歳~15歳くらいからしばらくピアノを弾いていた」というザルコ選手は「4年~5年前から再び趣味でピアノを弾くようになった」と話し、サプライズでピアノを弾くことに
MotoGPライダーのザルコ選手がピアノを演奏!

 また、ヤマハ発動機のバイクのことをよく分かっているロッシ選手と、ヤマハの楽器のことをよく分かっているトリスターノ氏の2名は「“インストルメント”(マシン/楽器)の役割はどのようなものか?」と質問されると、ロッシ選手は「バイクをただの金属の塊だと私は思っていません。バイクと自分が繋がっているということが重要だと思っていて、ピアノも同じだと思うのですが、100%の力を引き出すということが大事だと思います」とコメント。

 トリスターノ氏は、「楽器は、自分の体の一部とも言えるような、自分の延長だと思います。完全に自分と1つになっていれば間違うことがありませんし、楽器を頼ることができます」と答えた。

ロッシ選手
トリスターノ氏