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トヨタ、新型ミニバン「シエンタ クロスオーバー」を台湾で発表

TSS(Toyota Safety Sense)や6エアバッグなど安全面を大幅に強化

2020年12月7日(現地時間) 発表

台湾で発売されたシエンタ クロスオーバー

 トヨタ自動車の台湾の販売代理店であるHotai Motor(和泰汽車)は12月7日(現地時間)、コンパクトミニバン「シエンタ」の安全性を強化するとともに「シエンタ クロスオーバー」を発表・発売した。

 シエンタは2016年に正式に台湾に導入されて以来、ボディサイズ、豊富なシートアレンジによる利便性、乗り心地のよさを考慮した低床設計、両サイドスライドドアなど、ユーザーから高い評価を獲得。4年間の累計販売台数は5万6000台を超え、台湾の小型MPVの販売1位を継続的に保持しているという。

 今回の安全機能強化では、ユーザーによりよい運転環境を提供するために、TSS(Toyota Safety Sense)と6つのSRSエアバッグが導入され、安全性が大幅に向上した。

ボディ下部にブラックのトリムを装着。前後の中央にはシルバーのトリムを装備しアクティブさを表現。エンジンはガソリン車のみで、直列4気筒1.5リッター(最高出力107PS/6000rpm、最大トルク140Nm/4200rpm)、直列4気筒1.8リッター(最高出力140PS/6200rpm、最大トルク171Nm/4000rpm)の2種類を設定。ボディサイズは、4260×1695×1675mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2750mmで、日本で販売されているシエンタとすべて同サイズ

クールな外装と2トーンの内装

 近年の台湾トレンドに対応するため、シエンタ クロスオーバーに採用された新しいデザインとしては、フロント両端からサイドスカート、リアバンパー、テールゲートまで、傷がつきにくいトリムを装備。また前後のバンパー下部にはシルバーのロアスポイラーを装備し、よりスポーティに。さらに、ブラックルーフにスポーツルーフトリム、リアウイングと専用エンブレムも備え、より魅力的な外観に仕上げている。

 インテリアは、ブラックブラウンの新色デュアルカラーデザインを採用。ブラウンとブラックを重ね合わせることでキャビンの質感を高め、自発光のインストルメントパネルと4.2インチのカラーMIDを標準装備し、インテリア全体のテクノロジーセンスを高めている。

ブラックブラウンの内装
カラーバリエーション

制御が進化し、セキュリティも強化

 よりよいコントロール性能を提供するために、シエンタ クロスオーバーには、16インチアルミホイールと専用のスポーツサスペンションを特別に開発。シミュレーションとテストを繰り返し、台湾の道路環境に最適なダンピング設定と車高に設定。フロントダンピング係数は16%、リアダンピング係数は31%、サスペンションの高さが20mm増加しているため、ドライバーの視界がよくなるだけでなく、路面のわるさへの対応やロールの抑制も優れるとしている。

 さらに、TSSが標準装備され、カメラとレーダーにより前方の車両の状態を検出し、早期警告保護警告、ブレーキ支援、および衝突の衝撃を軽減する「PCS(プリクラッシュ セーフティ システム)」を完備。LDA(レーン ディパーチャー アラート)とAHB(オートマチックハイビーム)も搭載する。

デュアルフロントシート、デュアルフロントシートサイド、サイドカーテンの計6つのSRSエアバッグを装備
衝撃吸収構造を採用し、歩行者が衝撃を受けた際の怪我を大幅に軽減させる
テールゲートの剛性を強化し、走行安定性を向上。乗員の安全にも寄与する
ブラインドスポットモニターのイメージ
PSC(プリクラッシュ セーフティ システム)のイメージ
LDA(レーン ディパーチャー アラート)のイメージ