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ロイヤルエンフィールド、ライダーの交流の場としても使える日本初の「ブランドショールーム」

現存する世界最古のモーターサイクルブランドをより身近に体感できる

2021年1月29日 発表

 ロイヤルエンフィールド(Royal Enfield)は1月29日、日本初となるブランドショールーム「ロイヤルエンフィールド 東京ショールーム(Royal Enfield Tokyo Show Room)」を、東京都杉並区にオープンすると発表した。ただし、ブランドショールームの一般公開日は、日本における新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて決定するとしている。

 1901年に英国レディッチ市で誕生し、現存する世界最古のモーターサイクルブランドであるロイヤルエンフィールドは、1932年からモーターサイクル「Bullet(バレット)」を歴史上もっとも長く継続生産し続けるなど、120年に渡る強固なレガシーを有したブランド。1950年代には生産拠点を英国からインドに移し、現在はインドの自動車大手、アイシャー・モーターズ(Eicher Motors Limited)の一部門となっている。

 新たに作られたブランドショール―ムは、ロイヤルエンフィールドの各種モーターサイクル、アパレル、アクセサリー、スペアパーツ、サービスなどが展示されるだけでなく、、ロイヤルエンフィールドのブランドフィロソフィーである「Pure Motorcycling(ピュア・モーターサイクリング)」をあらゆる面で体感できる作りとなっている。

 ショールームでは、アフターマーケットサポート、試乗会、コミュニティイベントなど、ロイヤルエンフィールドの伝統に新たな命を吹き込むようなアクティビティも行なわれる予定という。また、モーターサイクル愛好者のリビングルームのような雰囲気のショールームでは、各所にくつろげるスペースがあり、ロイヤルエンフィールドの洗練されたモーターサイクルだけでなく、防護性の高いライディングギアや、日常でも使える都市用のプロテクションギアなどのアパレル・アクセサリも展示され、モーターサイクルやライディングにまつわる会話を楽しむ交流の場としても設計しているという。

ロイヤルエンフィールドCEO、ビノッド・ダサリ氏のコメント

「購入しやすく、メンテナンスしやすいモーターサイクルを求める時代において、ロイヤルエンフィールドは、時代を超えた魅力を持ちながらも、威圧的ではないモダンクラシックなモーターサイクルを提供してきました。私たちは、モーターサイクルのピュアな魅力・楽しみを再発見するために、伝統的な職人技能と現代技術を駆使しています。全ての中心には、根幹となるオーセンティックでリアルな人生経験があるのです。そういった理念のもと、私たちは世界最大のオートバイ市場の1つであるインドで、ミドルクラスのオートバイ業界を開拓・牽引するだけでなく、その拡大に貢献してきました。日本市場においても同様の機会があると考えています。日本では本物のアドベンチャーや体験を求める人が数多くおりますが、彼らは未知の探検という生涯の目的をアクティブに”キックスタート”でき、同時に実用的で普段のライディングにも使えるようなモーターサイクルを求めています。日本ではモーターサイクルのエコシステムが進化しており、ライディング文化も成熟しています。モーターサイクルだけではなく、アパレルやアクセサリーといった全方位のラインナップを提供することで、日本のモーターサイクル愛好者のご要望に応えていきます。」

ロイヤルエンフィールド アジア太平洋地域責任者、ビマル・サムブリー氏のコメント

「世界のオートバイ・ミドルクラス市場において重要なプレーヤーであるロイヤルエンフィールドは、ライディングを最大限楽しめ、感性に訴えかけるような魅力を持つモーターサイクルを提供することで、ミドルクラス市場の拡大に貢献してきました。この度、世界中のモーターサイクル愛好者にとって重要な地域の一つである日本へ公式に参入することができ、大変嬉しく思います。日本の正規輸入総代理店であるピーシーアイ株式会社とともに、日本でより大きく、活気溢れるモーターサイクルのコミュニティを構築していきます」

日本で購入できるロイヤルエンフィールドのマシン

Bullet 500

 80年以上に渡り生産を続け、時代を超えた象徴的なデザインのスタンダード・ストリート・モデル。シンプルなデザインと独特のサウンドで、乗るたびに爽快な感覚を体験できる。価格は71万3000円~。

Bullet 500
Classic 500

 第2次世界大戦後の英国オートバイを象徴するレトロ・ストリート・モデルとして、当時の魅力的なスタイリングがそのままに残る。価格は71万3000円~。

Classic 500
Himalayan (411cc)

 60年に渡り培ってきたヒマラヤ山脈での経験を基に、よりピュアで快適なライディングを実現し、アドベンチャーツーリングを身近なものにしてくれるモデル。優れたオフロード性能で、険しい山道から、轍や段差のある市街地まで乗りこなせる。価格は62万5000円~。

Himalayan
Int 650

 伝統的なスタイルのティアドロップ型タンク、快適なキルトデザインのデュアルシート、幅広いブレース付きハンドルバーなど、1960年代のカリフォルニアで生まれたストリートスクランブラースタイルを彷彿とさせるスタイルが特徴。価格は77万6000円~。

Int 650
Continental GT 650

 楽しみやすさを提供する本格的なカフェレーサー。オプションのシングルシート、カフェレーサースタイルの燃料タンク、バックステップ、レーススタイルのクリップオン・ハンドルバーを備える。価格は79万5000円~。

Continental GT 650