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ダイハツ、紫外線による除菌装置「ULTRABUSTER」を開発し医療機関等へ無償貸与

25m3の試験空間において、浮遊ウイルスを約11分で90%低減、約21分で99%低減

2021年2月25日 発表

紫外線(UV)による除菌装置「ULTRABUSTER(ウルトラバスター)」

 ダイハツ工業は2月25日、紫外線(UV)による除菌装置「ULTRABUSTER(ウルトラバスター)」を開発し、近隣の医療機関等への無償貸与を開始した。

 ULTRABUSTERは、新型コロナウイルス感染拡大下において、最前線の現場で活動している医療従事者への貢献のため、2020年春頃からダイハツの「くらしとクルマの研究所」にて開発を行なってきた装置。同年秋頃から近隣の医療機関や社内診療所などで実証実験を行なっており、3月までに250台程度を近隣医療機関等へ無償貸与する。

 このULTRABUSTERは、室内の空気を強力に吸い込み、筐体内に格納された6本の紫外線ランプの照射により除菌する装置。北里環境科学センターによる試験では、25m 3 の試験空間において、浮遊ウイルスを約11分で90%低減、約21分で99%低減できる効果が確認できているとのこと。なお、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対しての試験ではないとしている。