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ダイハツ、2020年9月生産分実績をもって国内生産累計台数3000万台を達成
2020年10月2日 12:53
- 2020年10月1日 発表
ダイハツ工業は10月1日、2020年9月生産分実績をもって、ダイハツブランド車両の国内生産累計台数3000万台を達成したと発表した。この台数は2020年9月末時点での速報値をもとに計算した、他社へのOEM供給車両を除く国内生産車両のみ(輸出車両のCBUおよびCKDを含む)のものとなる。
ダイハツは、内燃機関の国産化を目的に1907年(明治49年)に発動機製造として産学協同で設立。1931年に500ccのエンジンを搭載した3輪自動車「ダイハツ号」を発売し、自動車製造業を開始した。戦後は1957年に発売した軽3輪自動車「ミゼット」が小売業者などのユーザーから好評を博し、1958年にはダイハツ初の4輪自動車として小型トラック「ベスタ」を発売。その後、1960年に初の軽4輪自動車として商用車「ハイゼット」、1977年には小型乗用車「シャレード」、1980年には軽乗用車「ミラ」など、軽自動車から小型車まで、ユーザーの暮らしに寄り添い、日常の生活や仕事を支える多様なスモールカーを生産してきた。
現在、ダイハツはユーザーのさまざまなニーズに応え、購入しやすい価格で提供できるスモールカーづくりを目指し、低コスト・高品質な生産を実現する「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」をコンセプトとした、滋賀(竜王)工場、京都工場、本社(池田)工場のダイハツの3拠点および、ダイハツ九州 大分(中津)工場の計4拠点で完成車の生産を行なっている。
2019年からは、ダイハツらしい軽自動車を基点とした新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による新商品を発売。引き続きトヨタグループにおけるスモールカーメーカーとして発展すべく、ユーザー1人ひとりを照らし、軽やかなモビリティライフを提供するというグループスローガン“Light you up”の考え方のもと、多様なニーズに応えられるクルマづくりを推進していくとした。