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ホンダF1最終シーズン開幕戦、FP1は新骨格PU搭載のレッドブル・ホンダがトップタイム 角田裕毅は14位

2021年3月26日~28日(現地時間) 開催

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手 (C)Getty Images / Red Bull Content Pool

ホンダF1最終シーズン開幕戦

 FIA F1世界選手権の開幕戦となるバーレーンGPが3月26日~28日、バーレーン国際サーキットで始まった。現地時間の26日は、FP1(練習走行1)とFP2(練習走行2)が行なわれ、27日には予選、28日には決勝を迎える。日本時間では、26日20時からFP1が、27日0時からFP2が行なわれていく。

 今シーズンの公式戦走り始めとなるFP1では、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が1分31秒394でトップタイム。メルセデスのバルテリ・ボッタス選手が1分31秒692で2位に付ける。これらは練習走行という中でのタイムであり、搭載燃料やセッティング内容がどのようなものになっているかうかがい知ることはできない。

 そのような状況であるものの、新骨格を採用したというホンダPU(パワーユニット)を搭載したフェルスタッペン選手がトップタイムを記録したのはうれしいところ。ちなににセクタータイムのベストは、セクター1が28秒787でフェルスタッペン選手、セクター2もフェルスタッペン選手で39秒508。セクター3は同じレッドブル・ホンダのセルジオ・ペレス選手が23秒012を記録している。つまり、すべてのセクターでの最速タイムはホンダPU搭載車によって記録されたわけだ。

 注目の日本人F1ドライバー角田裕毅選手は14位、1分33秒329というタイムをF1公式記録として刻んだ。同じアルファタウリ・ホンダに乗るピエール・ガスリー選手は7位の1分32秒071というタイムを記録しており、身近なライバルとは約1秒差。F1初挑戦の公式戦となるため、予選・決勝に向けてどれだけポジションを上げていけるかが見どころになるだろう。

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅選手 (C)Getty Images / Red Bull Content Pool

 FP2は前述のように日本時間で27日0時から。FP3は27日21時、予選は28日0時、決勝は29日0時から。

F1開幕戦 バーレーンGP FP1

順位号車ドライバー車両タイム周回数
133マックス・フェルスタッペンレッドブル・レーシング・ホンダ1分31秒39412
277バルテリ・ボッタスメルセデス1分31秒692+0秒29817
34ランド・ノリスマクラーレン・メルセデス1分31秒897+0秒50320
444ルイス・ハミルトンメルセデス1分31秒921+0秒52715
516シャルル・ルクレールフェラーリ1分31秒993+0秒59914
611セルジオ・ペレスレッドブル・レーシング・ホンダ1分32秒071+0秒67715
710ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分32秒195+0秒80123
855カルロス・サインツフェラーリ1分32秒366+0秒97215
93ダニエル・リカルドマクラーレン・メルセデス1分32秒434+1秒04020
1099アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ・レーシング・フェラーリ1分32秒786+1秒39216
117キミ・ライコネンアルファロメオ・レーシング・フェラーリ1分33秒134+1秒74018
125セバスチャン・ベッテルアストンマーティン・メルセデス1分33秒157+1秒76321
1318ランス・ストロールアストンマーティン・メルセデス1分33秒233+1秒83920
1422角田裕毅アルファタウリ・ホンダ1分33秒329+1秒93521
1531エステバン・オコンアルピーヌ・ルノー1分33秒528+2秒13420
1614フェルナンド・アロンソアルピーヌ・ルノー1分33秒872+2秒47818
1763ジョージ・ラッセルウイリアムズ・メルセデス1分34秒127+2秒73322
186ニコラス・ラティフィウイリアムズ・メルセデス1分34秒340+2秒94622
1947ミック・シューマッハハース・フェラーリ1分34秒501+3秒10716
209ニキータ・マゼピンハース・フェラーリ1分34秒975+3秒58116
角田裕毅選手(C)Getty Images / Red Bull Content Pool