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スバル、走破性強化で“ワイルド”な「アウトバック ウィルダネス」米国で初公開
最低地上高のアップやオールテレーンタイヤなど採用
2021年3月31日 10:05
- 2021年3月30日(現地時間) 発表
スバルは3月30日(現地時間)、クロスオーバーSUV「アウトバック」に、アウトドアシーンで頼れる走破性と機能性を強化した「アウトバック ウィルダネス(Outback Wilderness)」を米国で初公開した。
今回初公開されたアウトバック ウィルダネスは、これまでのアウトバックのタフでラギッドなキャラクターに磨きをかけたモデルといい、スバルのSUVに新たな価値を提案するクルマとして北米市場に導入される。
パワーユニットは、水平対向4気筒 2.4リッター直噴ターボエンジンを搭載。トランスミッションはCVT「リニアトロニック」で、標準モデルに対し極低速時のトラクション性能を強化した。
最低地上高は、標準モデルの8.7インチから9.5インチまで高め、路面との接触に対する安心感の向上も図った。悪路走行を支援するX-MODEも、DEEP SNOW/MUDモードの対応速度域を広げ、実用性を向上させた。
また、高剛性ボディにバンプストローク量の大きい専用サスペンションを組み合わせることで、日常使用での快適性を維持しつつ、未舗装路での衝撃吸収や路面追従性も向上。さらに、オールテレーンタイヤを装着することで、登坂路等での走破性を強化した。
スバルでは2018年発表の中期経営ビジョン「STEP」で、SUVラインアップの強化を掲げ、最大市場である北米においては、2018年以降、新型3列SUV「アセント」やPHV(プラグインハイブリッド車)の「クロストレック ハイブリッド」を新たに発売。今回、アウトバック ウィルダネスを追加することで、SUVバリエーションの拡充を図る。
随所に専用アイテムを採用したアウトバック ウィルダネス
アウトバックは、乗用車とSUVの長所を融合させたスバルのフラグシップクロスオーバーSUVモデルで、新たに公開されたアウトバック ウィルダネスの内外装デザインでは、フロント、リアのバンパーをはじめ、随所に専用アイテムを採用して、アクティブな気持ちを呼び起こすとともに、車体を保護する役割も兼ね備えた。
また、積載力を向上させたルーフレールや、左右両方に装着した牽引フックなど、アクティブシーンでの実用性を高める専用装備も採用。これらの機能性を併せ持つ部分にはアナダイズドイエローのアクセントカラーを配置した。
内装もアナダイズドイエローをアクセントに、ブラックとグレーのダークトーンで全体をコーディネート。防水性を備えたシート表皮/後席シートバックなども採用し、アウトドアでも気兼ねなく使える機能性を表現している。