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ボルボ、NVIDIAの車載半導体「DRIVE Orin」を自動運転用コンピュータに採用 来年デビューの次世代「XC90」から

ボルボはNVIDIAの「Orin」搭載と発表

車載半導体「Orin」がボルボに採用

 NVIDIAは4月13日(現地時間)、同社のプライベート技術会議「GTC 2021」をオンラインで開催した。NVIDIA ジェンスン・フアン(Jensen Huang)CEOの基調講演が行なわれ、ボルボにNVIDIAの車載半導体「DRIVE Orin(オーリン)」が採用されることが明かされた。

 搭載車両は次世代「XC90」を皮切りにとされており、発売時期は来年が予定されている。NVIDIAの車載半導体は、昨年から「Xavier(エグゼビア)」の供給&搭載が始まっており、このXavierの後継にあたるのが秒間254兆回(254TOPS)の「Orin」になる。

 Xavierの処理能力は30TOPS、一方、Orinでは約8倍の254TOPSに達し、自律走行車やロボットで同時に実行される多数のアプリケーションやディープニューラルネットワークを処理できるように設計されている。