KTCが5月9日を「工具の日」に制定し、日本記念日協会が正式に登録

「工具の日」とは工具の必要性や重要性を考える日

　総合ハンドツールメーカーのKTC（京都機械工具）は4月14日、一般社団法人 日本記念日協会が5月9日を「工具の日」として正式に登録したことを発表した。

　ものづくりに欠かせない工具は、手動工具や電動工具、昨今ではデジタル化が進むなどその種類はさまざまで、自動車を整備するプロからDIYを始めたばかりの初心者まで、幅広い人があらゆるシーンで活用するもの。しかし、その一方で誤った使い方をしたり、メンテナンスをしていない工具を使用すると、一歩間違えればケガや事故の原因となる恐れもあるという。

　そこでKTCは、工具メーカーとして、工具の正しい使い方やメンテナンス方法を発信していくことで、すべての人に安全で快適な作業を行なってもらいたいという思いから工具の日を制定し、日本記念日協会が正式に登録した。5月9日なのは「5」と「9」で「こう（5）ぐ（9）」と読む、語呂合わせから。

正式登録記念ファンクラブミーティングを開催

　この「工具の日」の正式登録を記念して、KTCはファンクラブミーティングを開催すると発表。

　ファンクラブミーティングには、遠方の人も気軽に参加できるようにとオンライン（ZOOM）で開催。ネプロスのラチェットハンドルの製造工程や製造現場・開発者インタビューなど、普段は見られない情報をたくさん用意しているという。

さまざまな種類のKTCツール