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ホンダ、安全運転教育用「ドライビングシミュレーター」をマイチェン 価格は313万5000円
2021年4月20日 13:33
- 2021年4月20日 発売
- 313万5000円
従来よりもリーズナブルな価格設定に
本田技研工業は4月20日、国内外の運転免許教習所などで利用されている安全運転教育用「ドライビングシミュレーター」をマイナーチェンジして発売した。価格は313万5000円。
ドライビングシミュレーターはホンダが長年培った安全運転のノウハウを活かし、実際の交通状況を想定しながら危険を安全に体験できる安全運転教育機器として2001年に発売。国内外の運転免許教習所や研究機関で活用されており、危険予測体験後の充実した振り返り学習機能や実際のクルマに近い運転感覚のある操作性で好評を博しているという。
安全運転教育用シミュレーターとしてはドライビングシミュレーターのほかに、ライディングシミュレーターや自転車シミュレーター、四輪車の簡易型シミュレーターも販売しており、幅広いモビリティの運転者を対象に危険予測の能力や安全意識の向上を図っている。
今回のマイナーチェンジでは、2010年のフルモデルチェンジ以来の大幅改良を実施し、「危険に対する認知や判断、予測能力を向上させる」というコンセプトはそのままに、最新のホンダ車で使用しているシートやステアリング、セレクトレバーなどを採用。また、ソフトウエアは「第一種免許普通用」に加えて、これまでオプション設定としていた「第一種免許大型・中型用」「第二種免許普通・大型用」を標準装備とするなど機能を充実させながら、従来よりもリーズナブルな価格に設定したという。
ドライビングシミュレーターの主な変更点
・「第一種免許普通用」「第一種免許大型・中型用」「第二種免許普通・大型用」のソフトウエアを標準設定
・パーキングブレーキに電動パーキングブレーキ(EPB)スイッチを採用
・プッシュ式のエンジンスタート&ストップシステムを採用
・本体のディスプレーに、鮮明で高画質な43型液晶モニター3画面を採用
・視認性を高めるメーターパネルのデジタル表示化を採用