ホンダ、安全運転教育用「四輪ドライビングシミュレーター」をフルモデルチェンジ
2軸モーションタイプと6軸モーションタイプの2ラインアップ

安全運転教育用「四輪ドライビングシミュレーター」

2010年3月2日発売
619万5000円(2軸モーションタイプ)
945万円(6軸モーションタイプ)



「危険場面解説機能(アドバイス画面)」の画面イメージ

 本田技研工業は3月2日、安全運転教育用「四輪ドライビングシミュレーター(模擬運転装置)」をフルモデルチェンジした。価格は2軸モーションタイプが619万5000円、6軸モーションタイプが945万円。

 四輪ドライビングシミュレーターは、同社独自の安全運転に関してのノウハウを活かした“危険を安全に体験できる”安全運転教育機器で、危険予測の能力や安全意識の向上を狙いとしたもの。従来の6軸モーションタイプに加え、価格を抑えた2軸モーションタイプも追加した。

 新型四輪ドライビングシミュレーターは、ディスプレイに高画質42型液晶ディスプレイを採用するとともに、タッチパネル式の操作モニターを装備。走行後に運転状況の結果を表示する「走行結果表示」や、ソフトウェアの「夜モード」「霧モード」「高速道路体験編」を標準設定する。

 機能面では、危険に対する認知力や理解力をさらに高めることを目的に、運転中に起こる可能性が高い危険場面での注意点や安全運転のアドバイスを、画像や文字で分かりやすく解説する「危険場面解説機能」などを新たに追加。これにより、指導員からよりきめの細かい指導を受けられるものとした。

(編集部:小林 隆)
2010年 3月 2日