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マセラティ、藤原ヒロシ氏とコラボした「ギブリ ハイブリッド」ベースのリミテッドエディション発表を予告

2021年6月24日 公開

イタリアのパフォーマンスと日本のストリートカルチャーの融合

 マセラティは、ストリートカルチャーを牽引してきた藤原ヒロシ氏とコラボレーションし、「ギブリ ハイブリッド」をベースとした新たなリミテッドエディションを6月24日に東京で公開すると予告。また、公開に先立ち特設ページ「Fragment Design × Maserati」を開設している。

 藤原ヒロシ氏は、フラグメントデザインを通じて、これまでに世界中のアーティストとさまざまなコラボレーションを実現しているクリエイター。今回のコラボレーション企画は、藤原ヒロシ氏がマセラティの故郷であるモデナ、そしてデザインセンター「チェントロ・スティーレ・マセラティ」を訪れるところに端を発している。

イタリアのモデナを訪問している藤原ヒロシ氏

 そこで藤原ヒロシ氏は自身の目でマセラティの進化を観察し、ユニークで象徴的なデザイン、色や素材に関する徹底したこだわり、物語を呼び起こすアーティスティックなディテール、最先端のエンジニアリング・イノベーションを発見し、インスパイアされ、マセラティの歴史を構成するさまざまな要素を解釈して「Fragment Design × Maserati」が誕生。

 今回のコラボレーションによって実現したのは単なるクリエイティブな共作ではなく、フラグメントデザインとマセラティという異なる2つのアイコンの融合ともいえる作品で、マセラティはこのユニークなコラボレーションによってこれまでの常識を覆す一方、藤原ヒロシ氏はマセラティのキャラクターをストリート・カルチャー・スタイルのレンズを通して翻訳することで、芸術的に新たな解釈を与えたとしている。

デザインセンター「チェントロ・スティーレ・マセラティ」でクルマを観察している様子

 マセラティのCMOであるパオロ・トゥビト氏は「ブランドの新時代の幕開けとともに、マセラティは異端な存在であるということを改めて印象付けました。このモデルでは自らのルールを破り、インターナショナルかつコンテンポラリーな空気感をまとっています。マセラティは本質的に革新的であり、情熱によって動かされ、ユニークなデザインという特徴を持っています。だからこそクルマとは異なる世界からのインスピレーションを受け入れることにも寛容であり、藤原ヒロシ氏とのコラボレーションでは、私たちの明らかな変化、真のユニークさを持つ存在であることを証明します」と、今回のコラボレーションについてコメントしている。

 また、藤原ヒロシ氏は「マセラティの本拠地であるイタリアのモデナを訪れたとき、ブランドの伝統に非常に惹きつけられ、特にマセラティのフロントグリルが長年にわたって進化してきたことにとても感銘を受けました。デザインセンターでは、さまざまなスケッチや素材、スタイルスタディ、細部へのこだわりに魅了されました。私は長い間クルマに夢中でした。クルマとのコラボレーションを行なうのは初めてですが、そのパートナーがマセラティであることをとても嬉しく思っています」と述べている。

藤原ヒロシ氏