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タミヤ新型ミニ四駆、元トヨタと元ホンダのデザイナーがデザイン エレグリッタとレイスピアー

タミヤ「ミニ四駆 エレグリッター(VZシャーシ)」

タミヤの新型ミニ四駆は元自動車会社のデザイナーが競演

 タミヤは5月13日~14日に開催された「第59回静岡ホビーショー」で会場発表の新製品「ミニ四駆 エレグリッター(VZシャーシ)」を公開した。このエレグリッターは元トヨタ自動車のデザイナーである根津孝太氏がデザイン。根津氏はミニ四駆「ライキリ」「アストラルスター」も手がけており、それらの作品よりも未来的なクルマになっている。

 エレグリッターの特徴は、近未来のオープントップフォーミュラレーサーをイメージしたデザインに、2ピース構造の小径ホイールを装着。2ピースホイールはミニ四駆では初めての試みになるという。さらに大径ホイールも装着できるようオーバーフェンダーはデタッチャブルになっており、デザインや走りの変化も楽しめるようになっている。

フェンダーを外したエレグリッター
取り外したフェンダーとドライバー
コンセプトCG

 一方「ミニ四駆 レイスピアー(VZシャーシ)」は、元本田技術研究所のデザイナーであるやまざきたかゆき氏がデザイン。ミニ四駆では「デクロス」シリーズを手がけている。

 レイスピアーの特徴はそのクリアボディにある。軽量・コンパクト・低重心をコンセプトにしており、ボディはクローズドに加えオープンにも変更可能。オープンにした際はエレグリッター同様フィギュアドライバーを搭載可能となる。

レイスピアーの標準状態
オープン状態にしたレイスピアー
コンセプトCG

 エレグリッターは2021年今夏発売で、価格は1320円。レイスピアーは2021年7月発送予定で、価格は1320円。

エレグリッターもレイスピアーもシャシーは軽量化が特徴のVZシャーシ。前後のバンパーを交換可能となっている