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双日、マセラティ ジャパンと次世代型車販形態の共同開発へ

2021年5月20日 発表

新型スポーツカー「MC20」

 双日は5月20日、マセラティの日本法人マセラティ ジャパンとともに、日本国内におけるマセラティ車販売事業に関する覚書を締結したと発表。今後、両社は共同でデジタル技術を活用した次世代型車両販売の実現を目指す。

 近年のデジタル技術の進歩と市場動向の変化により、自動車業界においても販売形態や仕組みが大きく変化しているという。

 今回の覚書の内容としては、両社間で様々な場面におけるパートナーシップの可能性を追求するためのもので、特に仮想世界と現実世界を融合して新たな体験価値を作り出すXR技術や、そのほかのデジタル技術を活用して、マセラティ車の新たな販売方法やビジネスモデルを共同で検討・開発することを目的としている。

 両社のシナジーとして、双日はラグジュアリーカーやプレミアムカーの販売事業を推進、拡大するとともに、IoTやAIなどの先進デジタル技術を取り入れた機能強化に取り組んでいて、双日の持つ知見やノウハウと、マセラティのイタリアブランドならではの個性を掛け合わせることで、両社は日本国内の自動車業界に新たな風を吹かすとともに、豊かな暮らしへの貢献と持続的な成長を目指すとしている。

2021年6月導入予定の「ギブリ ハイブリッド」