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DS、欧州で新型「DS 4」の注文を開始 年末から納車を予定

2021年5月25日(現地時間) 発表

プラグインハイブリッド、ガソリン、ディーゼルの3つのパワートレーンを設定

 DS Automobilesは5月25日(現地時間)、新型「DS 4」の欧州での注文を開始していることを発表。新型DS 4の価格は2万9200ユーロ(DS 4 BASTILLE PureTech 130 Automatic)からで、納車は年末を予定している。

 新型DS 4のラインナップは「DS 4」「DS 4 CROSS」「DS 4 PERFORMANCE LINE」の3つのバージョンで構成されており、それぞれのバージョンに「BASTILLE」「BASTILLE+」「TROCADERO」「RIVOLI」といった複数のレベルに加え、発売時には限定車の「LA PREMIÈRE」も用意される。

 ボディサイズは4400mm×1830mm×1470mm(全長×全幅×全高)で、堂々とした存在感を放つ19~20インチのホイールを装備。新しいライトシグネチャーとなるマトリクス照明と指向性照明を組み合わせた「DS MATRIX LED VISIONシステム」を搭載するスリムなヘッドライトのほか、左右2列計150個のLEDで構成されたデイタイム・ランニング・ライトを採用。DSモデルの特徴的なフラッシュフィッティングのドアハンドルも備えている。

新型DS 4
フラッシュフィッティングのドアハンドルも備える
内装のイメージ

 プラグインハイブリッドバージョンのDS 4 E-TENSE 225は、2019年と2020年にフォーミュラE選手権(ドライバーズおよびチーム)で4つのタイトルを獲得したDSパフォーマンスのノウハウを継承。高性能であると同時に効率的なこのパワーユニットは、4気筒180HPのPureTechエンジンと、12.4kWhのバッテリーを搭載した110HPの電気モーターを搭載し、360Nmのトルクにより0-100km/h加速7.7秒を達成。WLTP複合サイクルでの燃費は1.3L/100km、ゼロエミッション航続距離は最大55kmとなっている。

 そのほかにも、パワートレーンは130PS~225PSのガソリンエンジンとディーゼルエンジンをラインアップ。燃費はWLTP複合サイクルでガソリンは5.9L/100km~、ディーゼルは4.8L/100km~となっている。

 先進機能については、自動運転レベル2相当を可能とするシステムの「DS DRIVE ASSIST」を搭載。2022年初頭にはこのシステムを大きく進化させた「DS DRIVE ASSIST 2.0」の搭載を予定している。このDS DRIVE ASSIST 2.0は、半自動の車線変更や、コーナーでの速度調整、標識からの推奨速度調整という3つの新機能を備える改良が施されている。