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TOYO TIRE、ニュル24時間に参戦 「TOYOTA Supra GT4」「LEXUS RC F」向けにタイヤを開発・供給

2021年5月31日 発表

LEXUS RC F

 TOYO TIREは5月31日、ドイツで6月3日~6日に開催される「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」(49th ADAC TOTAL 24h-Rennen)に参戦すると発表した。

 同社は、2020年にパートナーシップ契約を締結したNOVELとともに、2021年もニュルブルクリンク24時間レースへ参戦。2020年に続き、NOVELとRing Racingが投入する「TOYOTA Supra GT4」「LEXUS RC F」向けにタイヤを開発、供給し、その挑戦へのサポートを通じて、TOYO TIRESブランドの訴求を図っていく。

 また、モータースポーツ活動を通じて、過酷な条件の走行から得られるデータや経験を商品開発に活用し、高品質、高機能なタイヤをグローバルに届けていくとしている。

TOYOTA Supra GT4

 世界で最も過酷な耐久レースの1つと言われるニュルブルクリンク24時間耐久レースは、ラインラント=プファルツ州(ドイツ)のニュルブルクに位置する全長約25kmのサーキットコースで開催。ニュルブルクリンクにはGPコースと呼ばれる通常コースのほかに、300mの高低差に加えて170か所を超える変化に富んだコーナーが出現する北コース(ノルドシュライフェ)があり、20kmほど続く北コースは山間部特有の天候の急変化が多く、その過酷さから、ニュルブルクリンク24時間耐久レースには、自動車やタイヤの総合的な性能を追求する場として多くのメーカーが参戦している。

 なお、ニュルブルクリンク24時間レースの前哨戦にあたる「ニュルブルクリンク耐久シリーズ」では、同社がサポートするTOYOTA Supra GT4が第2戦でクラス2位に、LEXUS RC Fが第3戦でクラス1位に入賞している。