ニュース

TOYO TIRE、「フォーミュラドリフトジャパン 2021」に参戦

2021年5月11日 発表

マッド・マイク選手がドリフトしているマツダ「RX-7」

大会とあわせて2人の選手の挑戦もサポート

 TOYO TIREは5月11日、鈴鹿ツインサーキットで5月15日~16日に開幕(無観客開催)を予定しているドリフト競技「フォーミュラドリフトジャパン(FORMULA DRIFT JAPAN)2021」に、モータースポーツへの参画の一環として2020年に引き続き2021年もスポンサー企業として参戦すると発表した。

 フォーミュラドリフトは、日本発祥のモータースポーツであるドリフト競技の代表的な大会「D1グランプリ」などの影響を受け、アメリカで生まれたドリフト競技大会。2015年からフォーミュラドリフトのインターナショナルシリーズとして、日本へ逆輸入するかたちで開催されてきた。2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全レース無観客開催となり、その模様は動画で配信。全世界から延べ270万回以上再生され、モータースポーツファンからの注目度が高いイベントとなっている。

 今シーズンTOYO TIREは、2018年のフォーミュラドリフトジャパンのシリーズチャンピオンで、2020年1月からTOYO TIREのブランドアンバサダーを務めるマッド・マイク(Mad Mike)選手と、今年D1グランプリシリーズでデビューを果たし、満を持してフォーミュラドリフトジャパンに初参戦する川島将貴選手にスポーツタイヤ「PROXES R1R」を供給して2人の挑戦をサポートする。

 なお、マッド・マイク選手はコロナ禍の影響で初戦への参戦は見送ることになったが、「次のレースではファンの皆さまに満足いただける走行をしたい」と意欲を表明しているという。

マイケル・ウィデット選手(通称マッド・マイク)は、ニュージーランド人のドリフトレーサー。モトクロスレーサーの経験からオフロード走行、ドリフト走行を得意とし、ニュージーランド、オーストラリアを中心にアメリカ、イギリス、ロシア、日本など各国で、さまざまなパフォーマンス走行を披露している。Red Bullのサポートのもと、世界中から動画、画像を配信している
川島将貴選手。Team M2 Racing所属。2010年にドリフトを始めD1グランプリやフォーミュラドリフトジャパンの直下のカテゴリに参戦し、2019年D1グランプリ直下のカテゴリであるD1 Lightsで初優勝。2020年にはコロナ禍でドリフト関連のイベントへの参加を全面自粛していたが、2021年より新しいマシンを投入してD1グランプリおよびフォーミュラドリフトジャパンに本格参戦する
「PROXES R1R」は、ドライ路面やウェット路面を問わず、抜群の安定性を誇るウルトラハイパフォーマンスタイヤで、高度なドライグリップ性能がサーキットや高速コーナーで威力を発揮し、確かなウェットグリップ性能で安定感のある走りを実現する
フォーミュラドリフトジャパン2021 シーズンスケジュール(予定)